冤罪事件(随時更新)
財田川事件(1950年)
狭山事件(1963年)
飯塚事件(1992年)
東住吉放火事件(1995年)
大川原化工機事件(2020年)
・【新作Nスぺ】“冤罪(えんざい)”の深層~警視庁公安部・内部音声の衝撃~2025/1/4(土)夜10時~[総合]
冤罪事件の深層を追うNHKスペシャル シリーズ第三弾
大川原化工機事件はなぜ起きたのか?入手した音声記録には事件化を押し進める幹部らと抗う部下たちの生々しい肉声が独自取材で深層を追う。
警視庁公安部による異例の冤罪事件、大川原化工機事件の深層を追うNスぺ第3弾。取材班が新たに入手した警察内部の「音声記録」をもとに、事件の闇に迫る。
▼ 震えました。新たに入手した音声によって、現場の捜査官達が、どんなにこの捜査が無理筋で、やめた方がいいと苦悩していたかがよく分かりました。凄まじいのは、「冤罪」として訴訟が取り消されたにも関わらず、捜査を命令した上司達が全員、出世していること。それはつまり、警察としては、まったく反省していないということですね。実際に謝罪もしてないので、このまだと同じ構図がこれからも起こる可能性を感じます。指揮した係長も課長も管理官も、NHKとしては、ボカした映像で顔を隠していましたが、むしょうにモヤモヤしました。(鴻上尚史)
▼ 見ていて、本当に気分が悪くなった。自分の出世のために、無実の人間を陥れて平気だというのはどういう神経なのか。結果、人一人が亡くなってしまった。現場の人間達が、反発しつつ結局捜査を止められなかったことにも暗澹たる気持ち。(平野啓一郎)
▼ NHKスペシャルはとても重要な報道だった。警視庁公安部A捜査員の良心を見た思いだ。仏壇に焼香、謝罪。また、キッパリと「でっち上げえん罪で犯罪だ」と語った。以前にも指摘したが、公判で「事件化した理由は、上司の出世欲です」と語った事がすべての本質だ。警官の前に、まとも人間であるべきだろう。(一水会)
・海渡雄一さんFB投稿:「<<冤罪弁護士>>西愛礼(にしよしゆき)弁護士の集英社新書『冤罪 なぜ人は間違えるのか』をお勧めします
西さんは、裁判官から弁護士に転身を図った方です。プレサンス・コーポレーション事件の弁護団でも大きな成果を上げている、とても優秀な若手弁護士です。
そして、角川人質司法違憲訴訟の弁護団でともに仕事をしている仲間です。彼は弁護団の中心的なメンバーです。
この本は、えん罪がどのようにして生ずるのかという、えん罪の発生の源を心理学的な研究から明らかにし、誤判のメカニズムを明らかにしようとした意欲作です。
西さんは、これにさきだって、『冤罪学』という、専門書も書かれています。この本のエッセンスをまとめて、新書も書いてしまったということで、驚きです。
袴田さんの無罪が確定した今日、なぜ冤罪がなくならないのか、どうしたら、冤罪の再発が避けられるのかを考えるため、大変貴重な書籍です。ぜひ、ご一読をお勧めします。」
・狭山事件の再審を実現しよう 市民のつどいinかんさい「無実の人がなぜ自白するのか」
2015年4月25日 土曜日 午後2時~5時
講演 浜田 寿美男: 虚偽自白はこうしてつくられる
(奈良女子大学名誉教授/ 狭山事件「取調べ録音テープ」鑑定人)
石川 一雄・早智子: きっと届く、当たり前の願い
(狭山事件冤罪被害者)
・「鎌田慧セレクション全12巻」の第一巻「冤罪を追う」。財田川事件を追った「死刑台からの生還」が、冤罪の恐ろしさを描き出す。圧倒的なルポルタージュ。絶対のおすすめ本です。
・自由なラジオ第44回
大阪市の東住吉放火冤罪事件、被害者に聞く ゲスト : 青木惠子さん(東住吉放火冤罪事件被害者)
小出裕章さんには「柏崎刈羽原発 新潟知事、東電に表明」についてお聞きします
・2017/9/3(日)深夜のNNNドキュメントは、
「死刑執行は正しかったのかⅡ 飯塚事件 冤罪を訴える妻」
1992年に福岡県で幼い女の子2人が殺害された事件。死刑囚の男は一貫して無実を訴え続けましたが、2008年、死刑が執行されました。妻は無実を信じていて裁判のやり直しを訴えています。すでに死刑執行されているため極めて異例の再審請求です。それでも妻は訴えます。「主人の名誉回復をしたい…」番組では初めてカメラ取材に応じていただいた妻の思い、そして有罪判決の重要な証拠に対する数々の問題点を検証します。
放送:9月3日(日)24:55~
ナレーター:湯浅真由美
制作:日本テレビ
再放送: 9月10日(日)11:00~ BS日テレ
9月10日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」
・映画『正体』の解説動画