My Songs of the Year 2024

今年聴いてよかった物を挙げていく話
「2024年に聴いた曲で気に入ったものリスト」だから24年以前の曲もあるよ。


『春雷』米津玄帥

厳密にはちゃんと聴いたのは大晦日なんですがこれもカウント。これはたしかウマ娘関連のイラストを投稿している方が「メジロラモーヌのイメソンすぎる」という言葉を聞いてからですね。ラモーヌのイメソンというか、僕は「ラモーヌのトレーナー」が彼女を見た時の心象風景と捉えました。彼女、本当に春の嵐のような女なので……華麗でいて、激烈。固有スキルの舞う花の吹雪が、彼女を良く表していると思います。

『HI-JACK!!』swing,sing, 佐久菖 (CV:秋場悠里)

去年から引き続き聴いているジャズ音楽プロジェクト「swing,sing」からです。基本はジャズ系が多いんですが、この子が関わる曲はどっちかというとクラブハウスやDJサウンドテイストでもっと砕けた感じ。マクラツムは本質的に反骨の傾向があるので「そのカテゴリにおけるメインストリームのアンチテーゼ系」が結構好きです。元の正統派ジャズの曲も好きですけどね。ジャズなの既出の曲を別のキャラが歌ったり、そっちもテイストが変わったりしていて聴いていて飽きないです。

『REIWA TYPE 4』高橋弘太

作業用のBGM(歌無しの曲)を探している時に遭遇したアルバム。作曲はナムコに長年携わっている方なんですが、この色、数字で分かる人には分かってしまう。『リッジレーサー』というか、「昔のナムコ曲」を聴きたいなぁ……という時に滅茶苦茶いい出会いをしてしまった。やはりナムコだけあって初期のアイマス曲にも似てる時があるな……!みたいなDNAの繋がりを感じます。

『Flowers, Birds, Wind and Moon』HIROSHI OKUBO (feat. SAK.)

これも上述の流れで見つけたアルバムです。こちらも同じくナムコ系の意匠を引き継いでいます、AJURIKAさんもコンポーザーにいますよ。アルバムの中で僕が好きなのは『Wonders of Nature ~花鳥風月~ (feat. SAK.)』モーニングルーチン曲に入ってます。

『Rude and Reckless』TEKKEN 8

これもナムコの作業曲!キャラ選択シーンっぽい曲だなと思って今回ちゃんと調べたら本当にキャラ選択シーンだった。僕はゲームのBGMは基本的にそのシチュエーションを盛り上げるために使うけど、決して主張しない所が長所だとおもっているので、うまく実作業とかで手を動かす時にその主張しない盛り上げ方にとても助けられています。

『Good-Bye My Earth』ZUNTATA

今度はタイトーから。ダライアス未プレイですが「サウンドがメタクソに良い」みたいな話は昔聞き及んでいて、それが今になってめぐって来た曲。他にもダライアスの曲は聞いてみたんですが、結果この曲が一番好きという所に落ち着いた。これは個人的な感想なんですが、ダライアスの曲はなんかちょっと仏教的というか、チャントみたいな所があってナムコには無い曲の引き出しだと驚いた記憶があります。

『kalei de scope』TK from 凛として時雨

BGM探しの反動で邦楽なんか良いのないかな~と探している時に出会った曲。主にニンジャスレイヤーから入った曲ですね。イントロがバイオリンから入るんですけど、マクラツムはメインカルチャーに中指立てるのが好きなので、ロックとかにオケ関係の道具が使われているのが好きです、ビジュアル的な話で言うとポールマッカートニーが使ってるバイオリンベースとか。

『Kagemusha』2CHELLOS

さっきと同じ流れですね。チェロの正統な使い方では無いんだな。今回書くにあたってしらべたらDocomoのCMに使われていたらしいので、聴いたことがある人はいるかもしれない。

『Moneygrabber』Fitz and The Tantrums

作業用ドラマで観ていた『クリミナルマインド』で流れて気に入った曲、なんですがこれ流れてるシーンがちょうどイントロで犯人が殺人をする時に流す曲なんで……最初はそれが結構頭をよぎってしまった。
曲自体はソウルやモータウンのリバイバルで、2000年代のクラシックロックのリバイバル(Franz Ferdinand,The Strokes)に近いムーブメントなのかもしれない。

『Silver For Monsters』Marcin Przybyłowicz & Percival

作業用BGMとしてWitcher3から、スラブ系の民族音楽に対するフックがないので、やはり手ごろな近場であるゲームから引っ張ってくる傾向があります。

『You're... Immortal?』Marcin Przybyłowicz & Percival

こちらも同じくWitcher3から。滅茶苦茶強いボス戦で被ダメ時にゲラルトが「クソッ!」って悪態つくのが好き。あとこの曲、低音のコーラスの方に(0:55秒くらいから流れる)歌い方が少しモンゴルの歌に似てるんですよね。

使ってる楽器も見た目だけは何となく似てるし、ポーランドはモンゴル帝国に侵攻された歴史的背景があるので、こういう所にその影響がみられるのかもしれない……ちゃんと調べてはいない。

『水光接天』NOMELON NOLEMON

去年から聴き始めたグループ、元々最近の流行りを取り込みたくて聴き始めたんですが、これは今回書くにあたって調べたらアニメのED曲に入ってたりしたので想定してたよりも収穫が大きかったですね。

『HELLO』サイダーガール

サイダーガールは基本カラっとしたロックテイスト曲が多いのに、今年リリースされたこの曲はちょっとビッグバンド的でお気に入りです。この曲のイントロ聴いて思い出したのは、マクラツムのビッグバンドやジャズが好きという感じ方の一番最初が何だったかを思い出したってことですね。

このピーマンだった。

今年はこんな感じ!主に作業用BGMでティンと来た曲が多かったです。どうしても音声無しの方が手作業と相性が良くなってしまうんですよね。

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