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神戸・大阪弾丸旅。

今日はいつも以上に早起きして
三島駅のドトールでサンドイッチとコーヒーを
買って新幹線に飛び乗って新神戸へ。

旦那氏の携わっている由緒あるお寺に
お布施とお参りのために神戸の山の中まで。
旦那氏が私を連れて行きたかった場所。
旦那氏の大学時代の友人の馬場さんに
途中まで車で送ってもらい、
駐車場からは歩いて本堂まで。

めったにないことだそうだが、とても静か。
奉仕作業の人やお参りに来た人たち
数人とはすれ違うが、ほとんど貸切状態。
京都のどのお寺よりもとにかく広くて
海外の仏教徒の人たちが喜ぶくらい
すごいお寺なんだそう。
なんだか初めて訪れた私を導いてくれるような。
温かく、手招きをして包み込んでくれるような。
本堂に近づくほどにお寺独特ないい匂いがして
不思議な気持ちになった。

気候的には寒くも暑くもなく、程よい気候。
上り坂といいトレーニングになりそうなくらいの
たくさんの階段に旦那氏の体調が気になるが
大丈夫だというので、後ろから2人の背中を
見守りながら進んだ。
というか、先陣切って歩くのはどうかと思った。

途中にある池には大きな鯉がたくさんいて
見たことないような泳ぎ方をしていて
少し笑ってしまった。
身体を横にしてヒレをパタパタ。
まるでシンクロでもしてるかのような泳ぎ。
まぁこんな場所なら鯉も自由になるか、と
なんか納得してしまった。

一緒にお参りをさせてもらった。
黄金に輝くお釈迦さまの像や観音さまの像は
びっくりするくらい大きく、厳か。
見下ろす視線は、どことなく全ての人を
見透かしているようにも見えた。

だからなのか…涙が止まらなかった。
泣きたかった訳でもないし、
別に特に何かあった訳でもない。
とにかく涙が溢れてどうしようもなかった。
あなたはそのままでいいんだよ、と
そんな声が聞こえたような気がした。
何か悪いことしたわけでもないけど、
全て許してもらえたような気がした。
そしてありがたい気持ちでいっぱいだった。
最初は自分のいちばん大切な人が
大切にしているものだから、私も大切にしたい。
そう思っていた。それくらいだった。
でも人はご縁で成り立っていると思っている私が
ここまでたどり着いたのは、
自分が辿り着きたかったから。
昨日の記事でも言ってきたが、偶然は必然。
これも私が求めていたものなんだなと
妙に納得できた。
ご縁をいただくのはまだもう少し先かもしれないけど、私も大切にしたいと思った。
どうか、どうか旦那氏とこの先も
一緒に笑って生きられますように。
そう何度強く願ったか分からない。
また一緒にここに来れますように。
そっと胸にしまっておいた。

お参りが終わってからは
駐車場のご飯やさんがお休みだったので
新神戸駅まで戻って3人でごはん
…のはずだったけど、ここも駐車場が満車で
馬場さんには申し訳なかったけどここでお別れ。

腹ごしらえをして大阪に寄り道。

夏の大阪旅行で来れなかったグリコの看板を
写真に納めて、駅近で少し遊んでから
また新幹線で帰っているところです。
神戸なんてトンボ帰りして行けるとこじゃない
けど…本当に来てよかった。ありがとう😊

もしかしたら一般常識からは逸脱してるかも
しれない。
あの時こうしてたら…と思うこともある。
自分が今まで選んでこなかった『じゃない』世界があったとして、そのパラレルワールドを覗ける能力があったとしても決していい未来にはならなかったと思う。

今、今まで、この選択をしてきたから今がある。
結果論かもしれないけど、そういうことだ。

行こう、最善の未来へ。
(このセリフ、聞き覚えのある人は絶対たくさんいるはずだよね笑)

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