hana 華

竹林の見える長閑な部屋から、田舎住まいの中で思うことを綴る。専門は、ダンス、音楽、写真、そして時々、星(占星術)。

hana 華

竹林の見える長閑な部屋から、田舎住まいの中で思うことを綴る。専門は、ダンス、音楽、写真、そして時々、星(占星術)。

最近の記事

マゾ的日本の家の冬

急に寒くなった。 つい先日、友達と『カフェ』とは呼べない昭和な『喫茶店』で、「なんだか暖かいね〜。」「ニュージャージーは、零度切って雪が降ってるとか言ってたけど」「ニューヨークマラソンも、もう終わったよね・・」とか、言い合っていた。わたしと彼女は日本の小さな町で生まれ、ご近所で育った幼馴染だけれど、偶然、二人ともアメリカ東北部にずっと住んでた。彼女はニュージャージー州。わたしはそのお隣のニューヨーク市。二人とも、行ったり来たり。だから、日本の片隅の小さな田舎町の喫茶店での会

    • 愛されている自覚

      今朝早く、家の門がそっと開き、しばらくしたらそっと閉じる音を聞いた。二階の寝室で聞きながら、誰が来たんだろう、と思った。けれど人は、その人の出す音にも性質が出る。今朝の音は、優しい音がした。なので、そのまま安心して、もう一度眠った。午後になって、門に一番近い勝手口のドアを開けようとしたら、ビニール袋が外の取っ手にかかっていた。 「あ・・今朝の音はこれだったのか」って思って、袋の中を覗いてみたら、レンチが入っていた。ずっと欲しかった、大きめのレンチ。オジが買って持ってきてくれ

      • 貧乏暇あり女の初秋の夕暮れ

        貧乏暇ありのわたしは、このところエネルギーを持て余しているのか、毎日のように好きな人にラインでメッセージを書き送っている。時には、3000字以上書くこともある。読むほうも大変だろう、なんて思いながらもやめられない。 本当に自分がしなきゃいけないことから逃げてるだけなのかも、とか、やっぱり好きな気持ちは伝えたい、とか、いろいろ考えてみたけど、要するに、結局のところ「書きたい」「話したい」「言葉でコミュニケーションしたい」のだ、と気づいた。 色々な思いが、いつも頭の中をグルグ