『LIFE SHIFT』 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット
久々に友人とこの本の話になり、3年ぶりくらいに読み返した。
やはり、人間は知りたい情報だけ頭にスッと入ってくるし、覚えているんだなと思う。以前読んだときは26歳くらいで、有形資産なんか全く気にせずに無形資産を潤そうと必死だった。だからこそ、旅行やボランティアなど経験価値を大切にしてきた。本著でいう、エクスプローラーの時期だったんだと思う。
そんなアクティブだった時期を過ごし、パンデミックとも相まって、現在は有形資産について考え始めている。長寿化に伴って、必要な資金はどれだけあっても足りなくなるだろう。いま現在もエクスプローラーの時期だが、そろそろ脱出の時期なような気もしてきた。自身のモチベーションがあればの話なのだが。。
自己知識がまずは前提にあり、そこからどういった働き方や生き方をしていきたいかを考えていく。私はある程度の稼ぎは必要だと思うが、贅沢をして見栄を張って生きようとは思わない。自分が気に入ったものに愛着を持ち、可能な限り長く活用する。
必要最低限の生活のなかで、心にゆとりを持って小さな喜びを見つけることが私の幸せだ。
これからもきっと長く生きるであろう人生は、自分のもの。自分のことをたくさん知って、愛して、大切にしていくのが一番だと思う。
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