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ざわざわさせちゃってるらしい
4月に新たなスタートを切って、早いものでもう三ヶ月が経った。同時進行で新しいチャレンジをいくつかしている中で、なぜかまわりをいろいろざわざわさせちゃってるらしいのが、秋田の県南に事務所をつくっている件。
場所は横手市増田。国の伝統的建造物群保存地区に指定されている江戸後期から昭和初期につくられた内蔵(うちぐら)が密集して存在する町。 自分にとってこの流れは、ごくごくふつうで、自然なことでしかないから、なんでそんなにざわざわするのか不思議でならないのだけど。みんな注目して気にしてくれていると、ポジティブにとらえることにするよ。(笑)
秋田に戻る前の自分は、東京のデザイン設計事務所で、全国各地のJR駅ビルの企画やコンサル、デザイン、設計といった仕事で各地に足を運ばせてもらったし、ラフォーレ、ルミネ、六本木ヒルズ内のショップデザインの仕事などもさせてもらって、それはそれは刺激的で、ときに華やかな世界をも経験させてもらった。それらのことは、いまも間違いなく自分の仕事のベースになっているし、20代前半から30代前半までの多感な時期に経験出来たこともあって、とても大きな財産になっている。
ただ、自分が秋田に戻ってきた理由は、同じような仕事を秋田でしたかったわけではなくて、それまでいた世界とあえて対照的な意味で言うなら、地に足のついた、地域や風土と結びついた、息の長い仕事がしたかったから。
自分はどう考えても器用な部類の人間ではないから(東京にいた頃はしょっちゅう上司に叱られて、ぶつかっていた。ただ、それを経て、その後はかなり可愛がってもらった。笑)すごく時間がかかってしまったけど、これまでの様々な出来事や経験が必然として活かせるんじゃないかなって思う場所、そして人たちに、ようやく出会うことができた。
ここからが本当のスタート。
県南のみなさん、ぼくはマジですからね。ここでチャレンジしたいことがあるし、見せたい、見てもらいたいことがある。この地域のみなさんとひとつでも多く、息の長い本質的な仕事がしたい。そう思っているので、まずは気軽にいろいろ相談してもらえたら嬉しいです。だけど、ぼくの話しかけづらいオーラが苦手な方は、まずは「旬菜みそ茶屋くらを」の女将、鈴木百合子か、岩村建匠の岩村優幸にでも。笑
経過は随時お知らせしていきたいと思っています。仲間も必要です。みなさんどうぞよろしくお願いします。
今月末の7/29(日)には、「旬菜みそ茶屋くらを」で『くらをミンカの生きるごはん』を開催します。ぼくも久しぶりに出店するので、みなさんぜひ会場でお会いしましょう!