#14 10月26日/イベント実施日レポ〜チョコフォンデュパフェに至るまでの長く険しい道のりと当日運営まで
※この記事は、神奈川大学経営学部の学生が執筆しています
第14回目となる今回はチョコフォンデュパフェに至るまでの長く険しい道のりと前日準備から当日運営はどうなったかを、内山からまとめていきたいと思います。
今までの流れ
改めて、私たちはスリーハイさんとのプロジェクトテーマである、「ステークホルダーエンゲージメント」の企画立案・実行のために4月後半からイベント実行日の10月26日まで数多くの打ち合わせと準備をしてきました。
その中で今回の企画を行う上での目的である「日頃お世話になった方に感謝を伝える」という目的の元、2つの企画を立案しました。
1つは地域住民の方、もう1つはスリーハイの社員の方に向けてです。
午前中は上のパンフレットにもあるように地域住民の方に向けてのイベントを行いました。午後はスリーハイの社員の方同士のコミュニケーションを活性化するためにアロマキャンドル作りとクイズ大会を行いました。
そしてここから本題である、どのようにチョコフォンデュパフェという企画に至ったのかを説明していきたいと思います。
まず、私たち学生は4人おり、それぞれ役割分担を行い、自分は飲食の部分を担当することになりました。そして、せっかくならスリーハイさんのヒーターを使って提供できないかと考え、チョコレートを溶かして何か作れないかという気づきから、最初に思い付いたのはチョコバナナでした。
しかし、バナナに思うようにチョコが付かず、見た目も悪いことから没になりました。
もちろん企画書作りや概算を出すといった今までやったことがないことも多くまとめるだけでも大変だったので、当時はだいぶ落ち込みました(笑)
こうしたことも実験をしてみなければ分からなかったので、その時改めて実験の重要性に気づきました。
次に考えたのはチョコフォンデュでした。チョコフォンデュならチョコバナナのように固める必要もなく、お客さん自身も実際にチョコに好きな量を付けることができるので楽しんでもらえると思いました。
もちろん今回も企画書の修正や概算の見積もり、実験なども行い本格的にイベントに向けて進めていました。
しかし、実験の結果から、盛り付けた後の見た目が提供するものに値せず、ハロウィン感もなかったことなどの理由から白紙になりました。
このときイベント実施日まで2か月もなく、正直心が折れかけていました。
そんな時にスリーハイさんとのZOOM会議で地域住民の方と関わりがあり、カフェDENを手伝ってくださっている安田美名さんという方にアドバイスをもらうのはどうか、という意見からお話を頂くことになりました。
救世主、安田さん?
その後、安田さんと打ち合わせを行い「パフェはどうか?」という意見をもらいました。
パフェという意見を頂いたときは度肝を抜かれました。傍から見たらそんな意見すぐ思いつくだろ、と思う方も中にはいるかもしれません。しかし当時の私たちは焦りと以前のショックから思考や視野がとても狭かったのだと思います。
そこから本格的にチョコパフェの方針に決まり、それに伴ったルール決めや新たに概算の見積もりを行いました。ハロウィン感や見栄えを考え、トッピングなども学生とスリーハイスタッフで話し合い、多くとり揃えました。
こうしてチョコバナナから始まり、チョコフォンデュからチョコレートパフェになりました。
前日準備から当日運営
いよいよイベント前日になり、飾り付けや下準備を行うためにカフェDENに行きました。他の学生メンバーは授業があり、前日準備は内山と坂井さん、徳江さんを中心に行いました。
上の写真はカフェDENのランチで、安田さんをはじめとするDENのスタッフの方が地域の食材などを使って作っており、僕も昼食を頂きました。とてもおいしくて、特に里芋コロッケが衣のザクザク感と里芋の相性が最高で、味付けも塩見がちょうどよくご飯がとても進みました。また機会があったら頂きたいと思いました。
DENのランチについて詳しくはこちら↑
昼食後は本格的に準備に取り掛かり、徳江さんが持ってきてくださった空気入れで、風船などの飾りつけに空気を入れてカフェDENの店内をハロウィンっぽく飾り付けました。他にも、廃材を使った魚釣りゲームの魚を増やしたり、お客さんが帰る際に渡すパンフレットとサンキューカードの袋詰めなど、自分の担当以外も手分けして準備しました。
チョコレートパフェも簡単に試作を作り、トッピングの確認を最後に行い前日準備は終了しました。
当日
当日になり、チョコレートパフェ係はまずチョコのカットから始めました。
ここで反省しなければいけないと思ったのは、前日準備の時点でチョコレートのカットをしておくべきだったと感じました。
しかし、スリーハイスタッフの主婦さん方が手際よく準備をしてくださり、イベント中にチョコがなくなることはありませんでした。また、トッピングのお菓子などもお皿に盛り付け、生クリームやイチゴソースも準備し、落ち着く暇はありませんでしたが何とか準備を終え、イベントが始まりました。
イベントが始まると、まずビニール手袋をつけてもらい、コンフレークか安田さん特製のグラノーラの入ったカップを選んでもらい、アイスの上にチョコレートをかけてもらう流れになっていました。
チョコレートは学生である僕が担当し、アドリブで「かけ放題」という形式をとりました。その結果、子供たちは大盛り上がりで、中にはアイスが見えなくなるほどチョコレートをかける子もいました。
その後は、自由にトッピングしてもらい、満足したら飲食スペースで食べてもらう流れにしました。
午前中のイベントは約3時間で、45分3セットで行いました。どの時間帯でもお客さんは来てくださり、特に最初の1セット目は多くのお客さんがカフェDENに来てくださりました。イベント中にチョコやトッピングがなくなるなどのトラブルもなく、無事午前中の地域向けのイベントは終了することができました。
感想
正直、イベントまでとても忙しく順風満帆とはいきませんでしたが、色んな試行錯誤を繰り返し、失敗しながら前に進んでいきました。
本当にイベントは開催できるのか、お客さんは来るのか、材料は足りるのか、など不安でいっぱいでした。
なかなか学生同士の予定も合わずコミュニケーションがおろそかになってしまうこともありました。また、スリーハイのスタッフと学生の意見が合わず、認識のずれなどが起こることもありました。
それでも、徳江さんや坂井さんをはじめとするスリーハイスタッフの方々や安田さんのような地域と関わりが深くある方の助けもあり、当日は本当に最高のイベントができたと思いました。私たち学生4人の力だけでは何もできなかったと思います。
特にびっくりしたのがパフェで使う容器の大きさについてで、坂井さんが用意してくださったクリアカップは個人的にとても小さく、もう一回り大きいものの方がいいのではないかと提案しましたが、子供はこれぐらいがちょうどいいという意見でした。実際に当日、本当にジャストサイズで、凄いと思いました。
このまま感想を書き続けていたら1万字ほど書いてしまいそうなのでほどほどにしますが、本当にスリーハイさんは皆さんとても暖かく、将来自分が働くならこういう職場で働きたいなと思いました。
イベントに来てくださった方もみなさん笑顔でイベントを楽しんでくださっていて、その姿を見て諦めず、また妥協せずこのイベントを開催出来てよかったと思います。改めて約半年間、スリーハイさんの方々、ありがとうございました!
そしてこの記事も見て、かつスリーハイさんに行ったことがない方はぜひ一度カフェDENに来て温まりに来てください。体温はもちろん、心まで温まると思います!(スリーハイはヒーターを扱う会社です)