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やる、べき。

来月ですが、いよいよ、さよならキャンプの旗揚げ公演があります。稽古も大詰め。本番の用意も慌ただしくなってきました。

この前、演劇連盟さんの会合に参加して話しました。何か、福井の土地でずっと演劇をやってこられた諸先輩がたの想いを、感じることができました。
そしてこの前、公演場所である安楽寺さんで、コンサートのお手伝いをしてきました。その中で住職の杉本さんがお話しされる時間があったのですが、こんな状況下でやることに賛否はあるが、こんな状況だからこそ、皆さんに届けたい、開催したいということをおっしゃってました。とても共感しました。

まだ早いのでは。そんな意見をもらうこともあります。
僕は、この劇団、この芝居を、自分の力で作ったと、全く思っていません。これほどまでに、たくさんの人の協力を得たことがあったことか。今までの人生でも、こんなにたくさんの人の関わりや、協力、応援をもらったことはありません。
勝手ながら、僕は今回の公演は、どうしてもやらないといけないと思っています。たくさんの人が、たくさんのことを中止させられて、残念に思っています。演劇をやってきた人たちも、演劇が出来なくなって、演劇を信じられなくなってきています。
僕は、変な使命感を感じているのです。

芝居をする人がいて、そこにお客さんが集まってきて、初めて演劇としての形が出来上がる。本来の演劇の良いところを、みんなで確認したい。そんな風に思っています。

やさしく、まじめに、たのしく、もうひと息頑張ろうと思います。

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