僕がもっとも緊張する場面・・・それは・・・。
中山マコトです。
緊張する場面と言うのは沢山あるけれど、中でも一番緊張するのは、誰かに誰かを紹介するときです。
だって以降のすべての責任が僕に生じるのですから。
だから僕は、誰かに誰かを紹介するときは、申し訳ないけれど、相手の人を調べます。
もちろんこれは僕が大切にしている人に誰かを紹介する場合の事で、特にそれがビジネスに関わる場合はなおさらです。
もちろん、私立探偵を雇ったりはできないので、相手のSNSを見て、過去に遡(さかのぼ)り、発言内容や態度、誰と合っているか?などを徹底して調べます。
特に誰と会っているか?はとても重要で、僕が嫌いな人と仲良くしているような場合は先ず紹介はしませんし、できません。
もちろん、遊びとか気楽にやれる場合は違いますけどね。
同じ意味で、本を紹介する場合も同様です。
僕がいくら良い本だと感じても、それはあくまでも僕にとってのこと。
他の人がその本を高く評価するかどうかはまるで分らない。
場合にっては、大切な時間を無にしやがって!と叱られる場合すらあります。
だから僕は、そうそう本の紹介はしません。
したとしても、「僕は楽しかったけどな、他の人がど感じるかは分かりません」と釘を刺します。
これは責任逃れなんかではなく、本当に物事の評価は人それぞれまるで違うのだということが身に染みているからです。
自分の書いた本に関しても同様で、書いた本を「読んで読んで!」とうるさい人がいますが、あれは明らかに逆効果。
キャンペーンをやる際も同様で、「自分が書いた本をみんなが読みたいと思ったら大間違いだぞ!」と思うわけです。
そりゃね、興味のないジャンルの本でもたまたま読んでみたら面白かった!とか、はまった!なんていうことはあるでしょう。
僕だって、それまで関心の無かったあるジャンルの本を、敬愛する作家さんが推しているのを見て偶々読んでみたらドはまりした!という体験があります。
が、それはあくまでも僕の意思で始まったことで、無理に薦められてやったことではない訳です。
いずれにせよ、選ぶというのはあくまでも自由意思によるもので、無理やり強要すべきではないと思います。
だからこそ、テーマを尖らせ、タイトルを尖らせて、その本と本来出会うべき人との出会いをつくらないといけないし、それこそがマーケティングってもんだと僕は思うわけです。
で、もっと困るのが、店、特に飲食店を紹介する場合です。
これも僕の方から紹介することはほぼ無くて、その場合は必ず同行すると言うのを僕はルールにしているんですが、そうは言ってもどうしても同行できない場合もあるわけです。
そういう時は予め、店に連絡をして、ちゃんとしたスタッフがその日は出勤しているのか?は、必ずチェックしますし、そうでない場合は責任者にその旨を伝えて、しっかりした対応をしてもらえる様にしておきます。
そうでないと気が気じゃないですからね。
僕はよく、「誰かを紹介してください!」と言われるのだけど、紹介を頼むということは、相手にそうした精神的な負い目を負わせることでもあるわけです。
だから、そこを理解していたら、そうそう気楽に「紹介して」などとは言えるわけがないと思うんですよ。
人を紹介するという話から横道に逸れた感じもしますが、そのくらい「誰かに何かを紹介する」と言うのは重たい事だと思うのです。
あなたはどう思いますか?
おしまい!
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
まだまだこれからも書いていこうと思いますので、ぜひまた読んでください。
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