引っ越しの裏側。
中山マコトです。
今日は日曜なので、うんちく系の軽い内容にしましょうね。
その昔、引っ越しのトラックは単なる荷台だけの車でした。
つまり、壁と屋根がついていません。
ですから、家財を運んでいる途中、雨が降り始めると、
運転手はあわててビニールシートを取り出し、荷物を覆う。
そんなやり方でした。
いつも汚れたビニールシートを使っていました。
でもそのやり方が当然だったんです。
その様子を目にしたある運送業者がいました。
その会社は、屋根付きの箱形のトラックを持っていました。
この屋根付きトラックで荷物を運べば、
家財を雨で濡らしたくない人の不満と不安を解消できるのでは無いか?
そう考えました。
そして、屋根付きをアピールするトラックの写真を使い、
『これで家財を運びます』と広告を掲載しました。
これが実は、アート引っ越しセンターのスタートです。
予想通り、この広告は沢山のお客さんを呼び、大ヒットしました。
「箱形のトラックで引っ越ししてくれるんですね?」
「濡れないんですね」
と、次々に注文が来るようになりました。
「雨にぬれたくないという欲求にこの考え方が見事ヒットした!」
彼らはそう考えました。
が、それは大きな間違いだったのです。
あるお客さんから、こんな声が聞こえて来ました。
それは・・・
「実は、近所の人に、荷物を見られたくないんだよ!」
という声。
「だから屋根では無く、壁がついているアートにしたんです」と。
つまり、大切なのは、屋根よりも壁だったわけです。
家財を濡らしたくないと言う欲求よりも、実は自分の荷物や家具を
人に見られたくない、 という欲求の方が圧倒的に強かったんです。
もしあのまま、「濡らしたくない!」と言う欲求を軸に続けていたら、
今のアート引っ越しセンターは無かったかもしれません。
そう、よほど親しい人でも、自宅の寝室に招き入れることは、
まずありません。
ですが、引っ越しの際には、普段は寝室のクローゼットの奥に「隠して」あるようなものも、全部さらけ出されます。
もし、それを、新しい引っ越し先のご近所に見られたら・・・?
新生活は気まずくスタートすることになるかもしれません。
(それでなくても、人は周りの人のことを詮索したがるものですからね)
この「見られたくない」と言うニーズが、実は“商品”。
濡らしたくないのだろう!と言うのは、
自分達の勝手な思い込みでしか無かったんです。
思い込みを商品にしては売れません。
商品と言うのは、あくまでもお客さんが欲しいものであり、
自分が売りたいものであってはいけないのです。
あなたもその辺りを考えて、商品作りをしてみると良いと思いますよ。
さて、この発想は本になります。
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