たまには「読書法」について書いてみようか。
【手本はすぐそこにいるよ。】
僕は、お気に入りの本は、最低でも5回。
これは!と感じた本は10回から20回は読むようにしています。
それは・・・思考形態を乗っ取るためです。
そう、信頼する、尊敬する著者の考え方、脈絡、文脈が身につくまで、
読み返します。
で、いざと言う時、何かで悩んだとき、
「あの人ならこんな時、どう考えるだろうか?」
と考えてみる。
本当に、考え方を乗っ取るまで読み尽くしていると、
「こう答えるに決まってるじゃないか?」
と言う、その声が聞こえてくる。
これはオカルトでも何でも無く、
「お気に入りの本の著者の、文脈」
が身についたと言うことです。
これ・・・大事です。
だから僕の手本は、本の著者です。
実際にお会いした事がなくても、
「あの人ならどう考えるか?」
と想像することで、正しい答えとか、間違いの無い方向性を手にする事が出来る。
本というのはそうやって読むと、本当に役に立つ。
ただ読んで終わり!読み飛ばして終わり!ラインマーカーで線を引いて終わりでは、まったく無意味です。
これ、リアルでの関係も同様。
あっちこっちにふらふらと、色んな人に合うよりも、一人の人と厚みのある付き合いをするべきです。
この人の考え方は自分に合うな~と感じたら、その人をフルマークで感じる。
その人の考え方や発想の方向を、浴びてみる。
僕にはそんな師匠が3人います。
お一人はお会いしたこともありません。
が、間違いなく、僕の師匠です。
僕は以前、多い時で年間500冊、最近は200冊程度、本を読みます。
その中から、これは!という本があれば何度も何度も読み返します。
すると、突然、その人の考え方を乗っ取れる瞬間がやって来ます。
僕は少なくとも師匠の考え方をそうやって受け継いできたつもりです。
要は、大事なのはテクニックでは無く、本質の考え方。
王道を身につける事なんです。