起業家のための「文章術!」
違和感がどうして起こるのか?と言うと・・・それはまたいずれ、の答え。
先日、文章術の終わりに、「違和感」の起こし方についてはいずれ・・・と書きました。
ので、ここで軽く、説明したいと思います。(軽くかい!!と言う突っ込みは怖いのでやめてね)
俳句の世界に、
「二物衝撃(にぶつしょうげき)と言う言葉があります。
これ、文字通り、2つの言葉を組み合わせるんですが、ポイントは、
「あわないはずの言葉をドッキングさせる」
です。
具体的に言えば、相対する言葉とか、普通は馴染まないよな~と感じる言葉を無理矢理くっつけちゃう。
すると、凄い衝撃となって読み手に届く!と言う意味です。
この二物衝撃を最も上手に使ったのは、かの故松本清張先生だと思います。
「砂の器」
↑
砂で器を作ったらすぐに壊れてしまうだろが!
「点と線」
↑
それ、真逆だろうが!
と言った感じで、タイトルでドキッとさせる。
コレが威力です。
いくつか僕もかんがえてみましょう。
「ゆっくりと急げ!」
「COMPACT BUT DYNAMIC」
ちょっとズレますが、
「死ぬまで死ねない!」
「薄いのに厚い」
「甘い酸味」
「理解できないわかりやすさ」
ね?いくらでも出るでしょ?
で、違和感を出すにはもうひとつ、強力な手法があるんですが、
それについては・・・
いずれそのうちに。(笑)