【積み上げ】0.全ての人が「生まれてきてよかった」と感じられる "美しい世界" になってほしい。
精神医学の基礎知識を学んで、わかったことと感想を書きます。
・気分障害
感情が自分自身でうまくコントロールできなくなり、普段の生活がうまくいかなくなること。
-うつ状態
思考内容:自責的で時に他罰的
主な症状:活動性低下、食欲低下、体重減少、性欲減退
-躁状態
思考内容:楽天的で爽快
主な症状:活動が高ぶる、多弁になる、精神的興奮、睡眠時間が極端に短縮し、疲労を感じにくくなる
気分障害は基本的に「薬物治療」が中心。
安易な自己判断でカウンセリングを引き受けてしまうと、クライエントの症状を深刻化させる可能性があるので、すぐにリファーするべき。
【リファー】
カウンセラーが自分の実力では対応しきれないと感じる場合に、そのクライエントに合った専門家や援助機関につなげること。
・全般性不安症
不安とは「漠然とした原因がはっきりしない対象への恐れ」
いったん不安になると仕事も手につかず、
「このままでは死ぬかもしれない」と言うレベルの恐怖感情に襲われることがある。
治療は「薬物療法」が主流。
まずはリファーを行う。
カウンセリングの可否について主治医に相談した結果、実施しない方が良いと主治医が判断した場合はカウンセリングを中断する必要がある。
・パニック症
発作が起きる。これは何の要因もなしに突然発作が起こってくるのが1つの特徴。
実際には過労や心労が要因になることが少なくない。
カウンセラーが理解しておくべきことは「パニック発作の恐怖と生活の制約は、将来の見通しを悪くし、悲観的な感情に支配され、実生活および精神面で悲惨な状態に陥ること。
・強迫症
考えたくない考えが繰り返し頭の中に浮かび上がり、打ち消す努力をすればするほど、
不安が強くなってしまいます。それが無意味だとクライエントも自覚している場合が多い。
治療には、薬物療法が必要。
・急性ストレス障害
地震や津波などの自然災害、戦争や監禁、肉親の急死・暴行・脅迫など、
非常に強いトラウマ体験の記憶が蘇り、日常生活に支障を生じさせる。
基本的には、まずリファーをし受診をすすめる。
・心的外傷後ストレス障害(PTSD)
強い心理的ストレスの後、少し時間がたってから6ヶ月以内に急性ストレス障害で見られるような
特異な症状が出現する場合のこと。
苦痛から逃れるためにアルコールに走ってしまうことがある。
まずは医療機関にリファーする。
・統合失調症
精神病のうち、最も頻度の高い重要な疾患。
特有な思考障害、不適切な感情と意欲、自閉的、一風変わった生活態度。
他の精神病と違い、病識の欠如が見られる。
【病識】
「自分は病気である」と言う自覚のこと。
詳しい発症原因はわかっておらず、精神科入院患者の60%を占めると言われている。
治療は薬物療法が中心
・パーソナリティ障害
5つに分類される。
-猜疑性パーソナリティ障害
-統合失調症パーソナリティ障害
-反社会性パーソナリティ障害
-境界性パーソナリティ障害
-自己愛性パーソナリティ障害
・児童期・青年期に見られる障害・症状
5つに分類される。
-自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)
男児の方が2−4倍多いと言われている。また、150人に一人の割合で発症するとのこと。
-注意欠如・多動症(注意欠如・多動性障害)
-学習症(学習障害)
-チック症
-児童虐待
【全体通しての感想】
すぐに「リファーする」と言うことが多すぎて、悔しいなぁ。
というのも私は、カウンセラーとして、
本当に悩んでらっしゃる方々のお役に立ちたいと思っているからです。
もちろん、医学に頼るべきことがあるのだろうと言うことは理解はできます。
でも、心からの納得ではないんです。
カウンセラーの力量次第では、解決できる課題もあるのではないかなと直感的に思います。
(実際問題、数年前まで、私もこれらに近い症状が長く続いていました。
ただ結局、薬物療法を用いずとも回復できました。)
統計を取った時に
カウンセリングよりも、医者による薬物療法の方が効果があったのかもなぁ。
「統合失調症」(精神疾患の全体の6割)のことでさえ、その、“医学的な詳しい発症原因" はわかっていないとのこと。
精神とか心のことは、今の科学ではその全容を証明できない分野なのだろうなぁ。
「癒しや安心感、幸せになる勇気」
を求めている人はたくさんいるだろうし、
自分もずっとそれで苦しんでいた。
そして周りの人たちに助けてもらって、今を幸せに生きれている。
だからこそ同じように苦しんでいる人たちを救いたい。
全ての人が「生まれてきてよかった」と感じられる "美しい世界" になってほしい。
形式とかにこだわりすぎずに、
本当にクライエントさんが求めていることを提供できるようにこれからも学習を重ねていきます!
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