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太宰治「津軽」と青森県中泊町

今年の夏季休暇は久しぶりに地元青森でゆっくりしていました。実家でゴロゴロするのもあれなので、どこか写真を撮りにいきたいなと思っていたところ、太宰治に関するニュースが偶然目に入りました。

自分は特別太宰のファンというほどではないですが、多少読書の趣味はありますし、小説「津軽」はもちろん内容は読んでいて知っています。
せっかくの機会ということで、この夏は中泊町を訪れることにしました。

湿度の問題なのか、関東よりもやっぱり涼しいです

最初に向かったのは、太宰治銅像がある芦野公園。この公園は太宰治が少年の頃によく遊んだ場所としても知られていて、園内には太宰治文学碑もあります。

太宰治銅像
石碑の格言は太宰の言葉ではないことに注意

芦野公園へ寄り道した後は中泊博物館へ。

博物館は総合文化センター「パルナス」の1F
博物館ごあいさつ

こちらは太宰治もそうですが、中泊町の歴史や関係する過去の偉人なども紹介されており、自分が特に目を惹かれたのは「陸羯南(くが かつなん)」というジャーナリストです。こういった人材も青森から出ていたんですね。

小説終盤の太宰と子守のタケの再開シーン
裕福な津島家だった太宰治の子孫は、現在衆議院議員をつとめています

中泊博物館の後は、タケと再開した場所でもある小泊町の小説「津軽」の像記念館にも寄ってみました。

記念館正面
入り口前の銅像

こちらの記念館は内部が撮影NGですが、中には太宰治らくがきTシャツなどのグッズ販売スペースもありました。太宰治のゆかりの場所は東京三鷹にもありますが、実はゆっくり見たことがないんですよね。涼しくなったら是非訪れてみたいと思います。

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