Makoto Kaga (Project92.com)

フリーのWebエンジニア&映像配信屋さん。映像配信機器の自作&販売も。クラフトビール好きで地下アイドルヲタク https://youtube.com/playlist?list=PLieUCCCjgpNR3wP5ytiZa9hqVvfgOCw68

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マガジン

  • ライブ配信の現場から

    ワンオペ〜少人数のチームでの映像配信現場のアレコレやノウハウをお伝えします。 必要に迫られて現場で必要な機材を自作しはじめたのをきっかけに、家内制手工業的に製造・販売している機材についてもお話しします。

  • ライブ配信・撮影現場向けの機材を自作する

    ライブ配信・撮影現場で必要な機材を作っています。モノによっては、ある案件だけのために既存のマイコンボードなどで試作したものを、そのまま現場で投入しますが、ある程度継続的に利用するものや、ニーズがありそうなものは、がんばれれば製品化して細々と売っております

  • アラフィフおじさんが地下アイドルにハマった日記

    ふとしたきっかけで、地下アイドルに深く深くハマっていった、アラフィフおじさんの日記です。

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    Project92.com PTZ Remote:モーションセンサリモコン(有線LAN版)

    ※写真のLANCリモコン、Lバッテリ、雲台、三脚、LANケーブルは製品には含まれません ※受注生産での対応となりますので、発送まで1週間〜10日程度お待たせすることがございますこと、あらかじめご了承ください。
    39,800円
    Project92.com
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    Project92.com PTZ Remote:大型ジョイスティックリモコン(有線LAN版)

    ※ACアダプタ、LANケーブルは製品には含まれません ※受注生産での対応となりますので、発送まで1週間〜10日程度お待たせすることがございますこと、あらかじめご了承ください。
    36,800円
    Project92.com
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    Project92.com PTZ Remote:モーションセンサリモコン(有線LAN版)

    ※写真のLANCリモコン、Lバッテリ、雲台、三脚、LANケーブルは製品には含まれません ※受注生産での対応となりますので、発送まで1週間〜10日程度お待たせすることがございますこと、あらかじめご了承ください。
    39,800円
    Project92.com
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    Project92.com PTZ Remote:大型ジョイスティックリモコン(有線LAN版)

    ※ACアダプタ、LANケーブルは製品には含まれません ※受注生産での対応となりますので、発送まで1週間〜10日程度お待たせすることがございますこと、あらかじめご了承ください。
    36,800円
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    Project92.com PTZ Remote:DJI RS制御ユニット LANC対応版(有線LAN版)

    ※写真のDJI RS 2、フォーカスモータ、カメラ、LANケーブルなどは付属しておりません ※受注生産での対応となりますので、発送まで1週間〜10日程度お待たせすることがございますこと、あらかじめご了承ください。
    32,800円
    Project92.com
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有料ライブ配信が切り開いた、2020年の新しいライブシーン

新年あけましておめでとうございます。私の2020年は大晦日までライブ配信現場で納めました。Ustream時代や古くは1997年に登場したRealVideo時代からライブ配信に関わってきた私ですが、2020年は新型コロナウイルスによる影響によって、大きな転換点を迎えたと実感しています。 2020年の変化を支えた、一番大きな要因は、「そもそもお客様が入れられないので、無観客でライブを届ける以外になかった」こと、そして、「有料のライブ配信プラットフォームの登場」です。

 それ

    • DJI RSシリーズ向けリモコンのファームウェアをバージョンアップ。撮影・配信現場で役立つ機能も追加しました

      以前、以下のnoteでも紹介しました、DJI RSシリーズ向けのPTZリモコン(有線LAN版)のファームウェアをアップデートしました。 正確には、日々現場で自分達で使う「ドッグフーディング」のなかで、徐々に改善を重ねてきていて、特に操作性についてはさまざまな現場で使ってみないと改善点が見えないところもあって、日々課題を認識しては改善するという繰り返しでした。特にDJI RS 4、RS 4 Proが出たことで、互換性の問題でご利用のみなさまにはご面倒をおかけしたこともあって、

      • MIGMA SHELTER活動休止……アイドルの活動にライブ映像ができること……そして“売れる”とは何か?

        今日、2024年3月13日に「MIGMA SHELTER(ミグマシェルター)」の無期限活動休止と現メンバーの卒業が発表されました。 私自身は中の人でも、ヲタクでもなく、コロナ禍で無観客ライブ配信が多く行われた2020年7月にライブ配信スタッフとして関わって以来、38回のライブ配信・撮影で付かず離れず見てきた立場です(回数はフェスでの出演も含む)。 今回の発表に関して、プロデューサの田中さんともまだ話しておらず、2024年6月2日にLIQUIDROOMでワンマンがあるという

        • DJI RSシリーズ、MP-101をPTZヘッド化する「Project92.com PTZ Remote」の有線版を発売開始しました

          自分のライブ配信現場で使うために開発をはじめた、「Project92.com PTZ Remote」……一部では「加賀式雲台」と呼ばれているヤツ……。既製品である電動雲台Bescor MP-101とLANC対応ビデオカメラのセット複数を無線で制御できるリモコンをつくって、ワンオペのライブ配信現場での手元にない複数のカメラを操作することが主眼でしたが、さいわいにも多くの同業のみなさんから欲しいという声を頂戴して2015年より販売を開始し、リモコンだけで150セットほど販売してき

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        有料ライブ配信が切り開いた、2020年の新しいライブシーン

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          DJI RS 2、RS 3 ProをPTZヘッド化する「Project92.com PTZ Remote」の販売を開始しました。

          1月に書いた「既存のビデオカメラやミラーレスカメラをリモートPTZカメラにする」をきっかけに、DJI社の電動ジンバル「DJI RS 2」「DJI RS 3 Pro」を外部から制御する方法を調べはじめ、RS 2とRS 3 ProのNATOポート/RSAポートに出ているCANバスに接続し、「DJI R SDK」で提供されているプロトコルで制御することがわかりました。 私はもともとBescor社の電動雲台MP-101を制御するための無線リモコン「MP-101無線リモコンキット」を

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          DJI RS2、RS3 Proを外部から制御する(試作編)

          先日書いた以下のnoteでは、既存のビデオカメラ、ミラーレスカメラをリモートPTZカメラ化する方法をご紹介しました。 そのなかのひとつ、DJIのジンバル(電動スタビライザー)Roninシリーズを外部から制御する方法の1つ、DJI R フォーカスホイールにある「S.BUS」ポートを利用した方法ですが、その後いろいろ調べていましたが、フォーカスホイールの4ピン端子は、S.BUSのほか「CAN」という方式で制御できることを知りました(よくよくみたら、フォーカスホイールには、S.B

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          既存のビデオカメラやミラーレスカメラをリモートPTZカメラにする

          PTZカメラとは?「PTZカメラ」とは「パン(Pan)」「チルト(Tilt)」「ズーム(Zoom)」をリモートで操作できるカメラのことを指します。ビデオカメラと電動ズームレンズ、電動雲台が一体化した製品で、セキュリティ用途のものから、映像制作・配信などでも使えるクオリティのものまでさまざまな製品が存在しています。多くの製品はシリアル経由でのVISCAプロトコルや、VISCA over IPなどイーサネットを利用した制御に対応し、映像はHDMIやSDI、NDIなどで出力されます

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          ギュウ農フェス 秋のSP2022のライブ配信はどうやってたのか?

          先日の「ギュウ農フェス秋のSP2022反省会」で、ギュウゾウさんから「加賀さんとか……放送禁止用語言っていい?……“きち○○”だよ」と言われた、先日のギュウ農フェス配信のスイッチング担当の加賀です(笑)。 さて、2022年10月15日〜16日の2日間に渡って、お台場地区夢の広場にて開催されたアイドルフェス「ギュウ農フェス秋のSP2022 お台場2days 〜Field of Dreams〜(以下、秋のSP2022)」。3つあるステージのうち「イエローステージ」の模様を、Yo

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          ライブ配信のキモである“エンコーダ”について考える【導入編】

          この1年で一気に拡大したライブ配信。エンコーダの選択・設定ゆえの事故や、みていてもっと画質が向上できるのではと思う配信もまだまだあります。新規参入したライブ配信プラットフォームでは、推奨されるエンコーダの設定などの情報が不足していたり、そもそもプラットフォーム側の担当者、技術者もよく理解していないケースも存在します。 いろんな配信現場で、「エンコーダって何がいいんですか?」と訊かれることも多く、また技術的な裏付けなく“なんとなく”配信管理をしているケースも散見されるため、基

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          Amazon BasicsのGoProケースが便利すぎる

          今回は、ライブ配信現場で使う機材の収納・運搬というちょっと地味な話をしてみたいと思います。普段、筆者は機材の運搬にペリカンケース(実際にはPelican Products社が2009年に買収したHardigg社のStormケース)を使っていますが、中に入れる個々の機材はプラ段で自作したケースや、百均のビニールネットケースなどに小分けして収納しています。 ペリカンケースは、機材に合わせてカスタマイズできるウレタンフォームの緩衝材や仕切りなども提供されているのですが、現場によっ

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          その日のライブ映像をお持ち帰り! 撮って出しライブ映像を終演後すぐに販売!

          「有料ライブ配信が切り開いた、2020年の新しいライブシーン」でもご紹介しましたが、2020年12月28日に開催された、“レジェンド”こと小日向由衣さんのワンマンライブ「小日向由衣の野望〜凸凹風雲録〜」において、終演後にその日のライブ映像を収録したmicroSDカードを販売しました。 ぎりぎりの告知であったにもかからわず好評で、当日用意した24枚(1枚は予備)はほぼ完売、後日追加でコピーしたうえで、年明けのイベントでも販売し、通販もされています。 この日、僕らはライブ配信

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          RAY 1stワンマンライブ配信を支えた技術と撮影&スイッチング(配信チーム編)

          2020年8月24日 渋谷WWW Xから無観客で配信された、アイドルグループ「RAY」のファーストワンマンライブ「birth」。元々、同じ日に同じWWW Xで予定されていたワンマンライブ「アイドル」がコロナ禍の影響で中止となり、ライブ配信ならではの演出に振り切った「birth」となった経緯があります。 「birth」は4部構成で、RAYのメンバーがそれぞれを担当して演出を考える形で行われました。それぞれのパートは「VJパート」「カメラいろいろパート」「映像エフェクトパート」

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          音楽モノのライブ配信でのスイッチングの“正解”ってなんだろうか?

          以下のnoteでも触れたりしたんですが、ライブ配信が増えてきたなかで、ファンとしていろんなライブ配信を観ていて、映像がイマイチでモヤモヤしていることが非常に多いのです(音楽モノなのに音もダメという致命的なケースもけっこうあるのがツライ)。 同業者や最近ライブ配信を一緒にやっているチームのメンバーともLINEなどでいろんなライブ配信の話になって、「撮影もスイッチングもイマイチだよね」とか「これすごいな、こんなのつくりたいよね」などと話しているんですが、じゃあ、どんな映像ならよ

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          STAY HOME時代の“ライブ配信”飽和状態のなかで考えた

          「STAY HOME」「新しい生活様式」が求められ、ライブハウスでお客さんを入れてのライブができなくなっている状況のなかで、音楽シーンでは「無観客ライブ配信」がトライされています。またアイドルやミュージシャン自身が、ツイキャスやInstagramのライブ配信機能(いわゆる「インスタライブ」)などで自宅からトークをするような配信も多く、そうしたものを合わせると「飽和」しているといってもよく、同じ時間に観たいものが複数あって、選べないというくらいの状況になっています。 僕らもそ

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          無観客アイドルライブ配信の現場から

          現在の厳しい社会情勢のなかで、無観客ライブ配信、すごく増えていますよね(メジャー系は無観客ライブであってもリスクを考慮し自粛されているようですが……)。 僕らも多くの仕事がなくなっている一方で、ありがたいことに無観客ライブ配信のお声かけいただくことが多く、この3月〜4月で無観客のものだけで7案件やらせていただき、まだいくつか実施に向けて進行中のものがあります(いつ中止に転ぶかビクビクしながら準備を進めています)。 僕自身も有料のもの含めていろんな配信を観ているのですが、品

          無観客アイドルライブ配信の現場から

          「Stay Home」が求められる現在の「ライブ配信」のひとつのかたち

          この情勢下のなかで、いくつかのライブ配信のお仕事がなくなる一方、この3月から「無観客ライブ配信」のお話をいただき、何本かお手伝いしてきました。いまでもそうした案件はいくつか進行中ですが、お客様は入らないとはいえ、現場では演者さん、マネージャーさん、音響スタッフ、照明スタッフ、撮影・配信スタッフとそれなりの人数が同じ空間にいることになるため、感染予防対策は必要です。 なるべく少人数に限定し、体温測定、自己申告での体調不良がないかの確認、会場の換気、作業ごとの手洗いの徹底、弁当

          「Stay Home」が求められる現在の「ライブ配信」のひとつのかたち