大切なことを伝えたい
ふくしとぼうさい日記116日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。
今日夜は子どもへの防災教育の活動をしている「てんでんこプロジェクト」のミーティングでした。
「てんでんこプロジェクト」については以前のnoteでもまとめていますので、よかったらご覧ください。
備えあっても憂いあり|服部誠 #note https://note.com/makotohattori/n/nac6072036ff7
来週の日曜日と6月に、2回の防災教育プログラムを予定しています。
一つは横浜市金沢区で起こった高潮・高波の災害被災地の訪問=防災遠足、一つは葉山のメンバーのお寺での屋外での防災デイキャンプを予定しています。
今日はこの2つのプログラムの詳細を検討しました。
横浜市金沢区では、2019年9月に来た台風15号で、金沢区福浦地区・幸浦地区という工場地帯に、最大3メートルの波が襲い、約500社が被害を受けました。
特に沿岸に面した工場や企業さんは、甚大な被害を受けました。
発災後、工場地帯のためにボランティアの支援がなかなか入らなかったことから、大和市災害ボランティアネットワークの方が呼び掛けをしてくださって、私も発起人の一人となり、この地域での災害ボランティア活動を14日間、延500人以上のボランティアが参加する活動で、道路の土砂撤去、工場・企業の片づけ・清掃・土砂撤去などを行いました。
幸浦地区にある「リネツ金沢」という所は、屋内プールの外側のガラスがほとんど割れて、中にたくさんの土砂とがれき等が入ってしまう、大きな被害となりました。
こんな大変な被害であったのに、金沢区に住んでいる人も、大きな被害があったことを知らない方がたくさんおられます。無論、金沢区に面している他市区町の皆さんも同様です。
しかもまだ爪痕は残っていて、復旧は続いています。
身近な地域に大きな災害があって、どういう災害で、どういう被害があったかをきちんと知ること。
まずは子どもたちに体験してもらおうと、来週の日曜日に予定をしています。
大切なことを伝えていくこと。
身近な地域でも大きな災害が起こるということ。
そのために自分達ができることを考えて、個々がしっかりと準備していくこと。
有名な某大学の専門の先生はこれを「防災リテラシー」といっています。
来週の日曜日から、新たな伝える活動がスタートです。
子ども達に楽しみにながらわかりやすく伝えられるよう、しっかりと準備をしてみます。