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パーソナルソング
ふくしとぼうさい日記17日目
日々の活動であったことから思ったことを綴っています。
楽器を少し演奏することができます。
高校生からギターをはじめ、大学の時にバンド活動をして、現在はバンド・楽団を3つ掛け持ちしています。
ドラムやパーカッション、ベースまで手を広げて、地域のお祭りやイベント、福祉施設など、たくさんの場所で演奏させていただいています。
昨年はコロナ禍でイベントがなくなり、バンドとしては12月に1回だけの演奏となりました。
とても寂しい一年でした。
12月に演奏できた時は、皆さんと音楽ができる素晴らしさと有り難さを、心から実感しました。
今日午前中、認知症フレンドリー逗子葉山リーダーで若年性認知症当事者の近藤英男さんと二人でギター練習をさせていただきました。
緊急事態宣言で1月2月と一緒にやっているフレンドリー楽団練習を中止とし、一方、リーダーの歌と演奏力をキープできたらと思い、近藤さんの好きな曲を10曲ほど楽しく1時間練習しました。
私も久しぶりにギターを弾いたので、指先がヒリヒリしてます。
「パーソナルソング」という映画があります。
アメリカのドキュメンタリー映画で、認知症の方ひとりひとりの好きな曲を探し、それをかけたり一緒に歌ったりすると、その方の認知力が上がり、イキイキとされる、様々な方の様子が納められています。
私もこの映画から大きな影響をうけました。
音楽が人に与える影響はとても大きいです。
誰しも自然に口ずさんでしまう数曲。
心も身体も元気になる、ひとりひとりのパーソナルソング。
近藤さんは、お好きなパーソナルソングを歌って演奏されている時、本当にイキイキとそしてハツラツとされています。
パーソナルソングからお一人お一人の生きる活力を生み出すサポートができないか、実施している音楽の取り組みでいつか実施してみたいなと思っています。
皆さんのパーソナルソングはどんな曲ですか?
近藤さんのパーソナルソングを、近藤さんそして楽団メンバーの皆さんと楽しく演奏できる日を、心待ちにしています。