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「ぼ」くらの 「う」んめいを 「さ」ゆうする 「い」しき

ふくしとぼうさい日記 9日目
日々の活動であったことから思ったことを綴っています。

関わっている取組みを逗子市の広報誌に取り上げていただけることになり、今日朝、写真撮影に行ってきました。

取組は「逗子福幸男女決定戦」という取組です。
津波からいちはやく避難することを広げるために、被災地の応援を絶やさないために、法性寺という逗子のお寺の坂道を約150メートル駆け上がる競争をする取組みです。

東日本大震災後、何回もお手伝いに行っている宮城県女川町で、「復興男」という取り組みが続けられています。
6年前、このイベントを見て、逗子でもぜひやりたいと、逗子災害ボラバスターズの仲間と企画しました。
復興男実行委員会の正式な承認をいただいて、5年前から毎年2月11日に行っています。

毎年約60名の出場者、見学・応援を含めると100名近くなります。
中学生以上男性の部、中学生以上女性の部、小学校高学年の部、小学校低学年の部と別れて、それぞれの競争をして、福男、福女、福児童を決める戦いと、応援者も含めて参加者全員が走ってみる取り組みを行っています。


車いすを用意し車いすでの避難、お子様をおんぶやだっこしての避難も、毎年になってくれる方を募集して、継続しています。

楽しく学ぶ防災、毎年の行事として行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大で、今度の2月11日の実施は断念し、現時点で2カ月後の4月11日に延期しました。(状況により、さらに延期の可能性もありますが)

以前、防災イベントをしたときにアンケートを取ったことがあります。

防災は難しい
何をすればよいかわからない
自分は大丈夫じゃないかと思っている

などの、回答がありました。

私は、防災の一番大切なことは「意識」だと考えています。
いざというときに何が必要か「意識」する
必要なことのためにする準備を「意識」する
準備したものを定期的に確認することを「意識」する
自分や家族や友人が生きるための「意識」を広げていくことを「意識」する

その「意識」で、一瞬の判断、命を守り、つなぎ、助け合う行動ができると考えます。

そして、子どもにもわかりやすく伝える伝え方をすることで、多くの人に伝えられるのではないかと実践してきました。

福幸男女決定戦は、被災地の復興応援と、走ることで身につく「意識」、これを目的にしています。


今日noteを書きながら、防災を伝えるよい言葉がないかと思い、私なりに考えてみました。


防災とは
「ぼ」くらの
「う」んめいを
「さ」ゆうする
「い」しき


これだと子どもにもわかりやすく伝わりますでしょうか?

もっと良い言葉があったら、ぜひアイデアをいただけたら幸いです。

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