RUN伴+三浦半島2021 その2
ふくしとぼうさい日記287日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。
認知症の理解を広げる「RUN伴+三浦半島2021」の取組みを進めています。
この取り組みについて、昨日のnoteでもまとめていますので、よろしければご覧ください。
RUN伴+三浦半島2021 その1|服部誠 #note https://note.com/makotohattori/n/n8e8b665e871d
昨日は、逗子市商工会青年部の皆さんのお店にポスターを張ってもらえるよう、走って回ってきました。
今日は走ってではないですが、数か所にポスター掲示依頼をしに行ってきました。
皆さん快くご協力をいただけるとのことで、とてもありがたく思います。
認知症のご本人の方で、一緒に活動しているお仲間がいます。
年上の方ですが、一緒に楽しく活動する大切なお仲間です。
良いときもあれば、悪いときもあり、家族ではないですが、一緒に活動をしていることで、その浮き沈みを理解し、できるサポートについて、私に何ができるか、丁寧に考えています。
認知症になっても、できることはたくさんあります。
尊厳を奪わないこと。これを伝えたく、逗子独自のポスターを作りました。
その中で一番伝えたい事 は、
皆さんにお願いしたいこと
「認知症」と聞くと、「どう接したらよいかわからない」とを感じる方も多いかと思います。
現在「六十五歳以上の七人のうち一人が認知症」そして「認知症高齢者が全国で六百万人以上」と言われています。
私達の住む地域では、ご家族やご近所に認知症を患われている方がいるという状況がすでに日常的化しています。まず皆さんに知ってもらいたい大切なことは、「人は認知症という病気を抱えながらも幸福に生きることができるということ」です。
住み慣れた地域でご家族やご近所の方々に見守られながら、いつまでも過ごすことができる権利が誰にでもあります。
一方、認知症を患って、生活に少しずつ支障が出てきた時、周りの方々が認知症を正しく理解できずに苛立つことや、やりたいことを諦めてしまわざるを得ない状況があると、認知症の方は住み慣れた地域で生活することが難しくなってしまうかもしれません。
認知症は特別な病気ではなく、誰もがなりうる脳の病気ということを知ってください。対応についてもどの対応方法が正しいということではありません。
できないことばかりに目を向けず、できることを見つけて、一緒に行うことが幸せにつながると思います。ご家族やご近所の方、そして街に暮らす多くの人が認知症を正しく理解し、その人に合った対応をすることで、認知症の方がこころ穏やかに笑顔で住み慣れた地域で過ごし続けることにつながると、私たちは考えています。
いつもRUN伴+三浦半島では、タスキリレーでつなぐことからこのことを伝えていますが、今年度は皆で走ることができないため、このことを伝えようと、市内での協力者を増やす取り組みに注力しています。
もっと理解が広がって、認知症になっても安心して暮らすことができる街になるといいなと思います。
そのためにできることを精一杯。
RUN伴+三浦半島2021は、来週の日曜日まで続きます。