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認知症フレンドリー逗子葉山

ふくしとぼうさい日記111日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

誰にとってもフレンドリーな街だったら。
社会がアップデートして、認知症になっても安心して暮らすことができることがあたりまえの街になったら。
少しでもそのようになるように活動をしていこうと作ったグループが「認知症フレンドリー逗子葉山」というグループです。

今日夜は「認知症フレンドリー逗子葉山」の久しぶりのオンラインでのミーティング。
今年度の取組みについて、話し合いをしました。

代表は認知症当事者の近藤英男さん。
そして奥様の小夜子さんが副代表です。
近藤さんについては以前のnoteでも触れさせていただいています。

今やりたいこと。今できること。幸せなんだよ。だから楽しむんだよ。だから楽しみなさいよ。楽しまないと損ですぜ。|服部誠 #note https://note.com/makotohattori/n/n1fb10785ae9d

2018年8月。
認知症啓発のタスキリレーイベントRUN伴+三浦半島で知り合った皆さんと、認知症に関する素晴らしい映画「毎日がアルツハイマー」という映画の上映会を企画しました。
それがきっかけで、そのメンバーで「認知症フレンドリー逗子葉山」を作りました。

認知症の方がやりたい事をみんなで応援して実現してみよう。そこからスタートした楽しい会です。

まず当事者の方から出たのが「みんなでおしゃべりしてご飯を食べたい」ということ。
そこから「話そう会」という取組を逗子と葉山で交互に実施していきました。

またそこから「焼きそば食べよう会」「ラーメン食べよう会」「鍋を食べよう会」など、皆さんが食べたいといったものでイベントを行ってきました。

次に当事者の方から出たのが「RUN伴に出るため歩くことを続けたい」ということ。
それならばと「歩こう会」を月1回企画し、逗子と葉山からそれぞれ出発し逗子海岸で合流する「歩こう会」を行いました。


次に当事者の方から出たのが「子ども達と一緒に楽団を作りたい」ということ。
それならばと子ども達も加入できる「フレンドリー楽団」を作り、練習と、多くの所で発表を行ってきました。

認知症の方を中心とするコンサートを開いたり、大学で演奏したりなどもして輪を広げてきました。


新型コロナウイルス感染拡大のため2020年1月から「話そう会」は完全中止、屋外での気をつけての活動は良いのではということで2020年7月から逗子だけですが毎週の「歩こう会」を、9月からはフレンドリー楽団の屋外練習会「サウンドオブフレンドリーミュージック」を行ってきました。


今日は、新たな方向性としてたくさん笑いながらの打ち合わせ。

今までの活動にプラスして、葉山でのラン&ウォークを行う場、野遊びをする場、色々な活動とのコラボなどを考えていくこととしました。

新しい生活様式ならぬ活動様式。

コロナウイルスの感染防止をしながら、関わりの場・やりがいが持てる場を、新しい活動様式で楽しく実践します。

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