走れる喜び
ふくしとぼうさい日記717日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。
今日は運営しているすこやかいきいき協議会で実施している、どなたでも参加可能な「みんなでラン&ウォーク」の日でした。
視覚障がいのある方、知的障がいのある方も参加され、池子の森自然公園という素晴らしいフィールドで皆さんと気持ちよい運動の時間となりました。
朝9時に京急神武寺駅に集まって自己紹介のあとに池子の森自然公園に移動します。
準備運動をしっかりと行い
走りたい人、歩きたい人、それぞれペアを作って往復2kmのコースに出発します。
今日私は、視覚障がいのある方お二人のランサポートでした。
ご本人の目のかわりとなるサポートするための伴走、ガイドランです。
ご本人がじゃまにならないように、ご本人が右足を出したらこちらが左足を、ご本人が左足ならば右足を出して、歩幅、タイミングをあわせて、ガイドランをしていきます。
全部で6.6㎞のランとなりました。
最後の2kmは、1km6分のペースでしっかりと走られたのを、サポート。
こちらもしっかり汗をかき、とても良い運動となりました。
お一人の方は、以前はフルマラソンも完走された経験もありますが、目に不安が出てからなかなか走ることができず、今日久しぶりに良いペースで走れて、久しぶりに「走れる喜び」を感じられたと、すごく満足そうでした。
お一人の方は、最近ほとんど見えなくなってしまったとのことで、要所要所で景色をお伝えすると、説明によってその景色をイメージができとても嬉しいとお話をされておりました。
私も、昨年7月に網膜剥離になり、片目が見えない生活が2カ月続き、最近になってやっとしっかり「走れる」ようになりました。
色々な人が「走れる」「歩ける」喜びを感じられる今日のような機会は実は貴重です。
企画の澤崎さんはじめ、皆さんと一緒に、この機会を続けて、いつか大会にでも出らたら嬉しいなと勝手に思っています。