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汚染水放流開始で放射能被爆のリスクと避難移住について改めて思うこと

割引あり

福島原発の汚染水放流が始まりました。
処理水と呼ばず汚染水と呼ぶのはALPSで完全に処理できなかったヨウ素やセシウムなどの200核種もの放射性物質が含まれており、これらは核燃デブリに触れたもので、他国の原発から出る温排水とは根本的に異なる、まさに危険な汚染水だからです。
政府はあえてトリチウムの数値だけに注目させこれらの問題を曖昧にしています。
原発事故が起きた時にヨウ素131やセシウム134だけに人々を注目させたのと同じです。
そして、土壌汚染よりも空間線量の数値だけをテレビで流していました。
テレビで池上彰氏は放射性核種は比重が重いので遠くへは飛ばないと言っていましたが、実際は爆発により揮発して飛んでいました。

関東にもホットスポットとして、チェルノブイリなら人が住んではいけないような場所さえあちこちにできました。

岡山まで飛んでいた

ありとあらゆる子供だましがなされました。

放射能をウンコに例えたり、海は広いから薄まれば大丈夫だとか、レントゲンや航空機に乗った時、あるいはラドン温泉に入った時の被爆と比べたりしてなんとか安心をさせようという。
馬鹿にすんじゃないですよ。
それらがどれだけおかしな話か、説明することもできますがあまりにも馬鹿らしい。
いまだにそんなこと言ってくる人があれば説明しますけど、私のNOTEを読んでくださっている皆さまにはそんな馬鹿な方はいらっしゃらないと思いますのでここでは省略いたしましょう。
まあでもこんなことがあったねといくつか例を挙げます。


基準値を超える牛乳も薄めて基準値以下にして給食に出したり、水道水も基準値を超えていても3日間の平均値で下回っていれば大丈夫だとか。
その基準値も平時の基準値を大幅に引き上げ核戦争が起きた時の緊急時の基準値に置き換えられ、それがさも世界の基準値だといわれました。


作物の検査も安全だと思われるものを抜き打ち的に選んだり、基準値を超える作物を販売したり、産地偽装が発覚しても処罰はなされませんでした。
放射能とは関係ない産地偽装では会社が潰れるほど追い込んだくせに。
魚の水揚げもわざわざ遠くに持って行ったりもしていました。
さらに酷いのは一旦海外に持って行って加工して缶詰にし再び日本へ持ってきて販売している情報もありました。

そして産地表記もだんだん曖昧にされ消費者が選べないように持って行かれました。


空間線量の測り方も事故を起こした当事者国としては間違っていました。
チェルノブイリ原発事故による影響なら遠い国から飛んでくるものですから地上高い場所で計測しても良いのですが、土壌が汚染された当事者国では土壌そのものあるいは、土壌すれすれで計測しなければならないはずです。
毎日、テレビのニュースで流される空間線量の数値を「何、インチキやってんだ」と腹を立てながら見ていました。
そのうちにそれもやらなくなりました。
あれは一体何だったの、あくまでも安全パフォーマンスだったのでしょうか。

事故当時から、瓦礫の全国へのばら撒きが行われ、建築材へ混ぜ込んで広がりました。
それは、当初から事故の影響が平均的に散らばって原発のせいではないことにするためだと私たちは危惧していました。
私は事故当時、実際に、黒づくめの誰が運転しているのかも見えないトラックがナンバーを隠し3台連なって埼玉県を早朝、異様な雰囲気で走っているのを何度か見ました。
これは絶対何か危険なものを違法で運んでいると確信し、追いかけて行って確かめたかったくらいです。

それでどうでしょう?
事故から10年後くらいから影響が出てくるはずですが、2020年、つまり事故から9年後コロナパンデミックが始まりました。
これも以前から懸念されていたことです。
その通り、交通事故で亡くなった人まで、検査して陽性が出るとコロナで亡くなったことにされました。
死因も因果関係も無茶苦茶、何が何だかわからなくなっていったのです。
さらにワクチンが推奨され、その危険性が指摘されさすがに現場で感じ取ったり、海外の論文を読んだ医者たちが立ち上がりました。


日本が最も接種率高く、被害も大きくなり、年に数十万単位で超過死亡者が出ました。
もはや被爆によるものなのか、ワクチン接種によるものなのか、その複合なのか、何が何だかわからなくなり、それは原発事故の影響を隠蔽しようとする人たちの思惑通りとなっていったわけです。
統計的に死者は多くなったけど、原因は、高齢化、あるいはパンデミックのせいにすることができ、またそれでさらに恐怖を煽ってあらたな薬を接種させることに成功しているのです。
もはや福島原発の事故の影響を調べることは不可能な状態です。

しかし、私自身の体感的なこと、これも数字的に正確なエビデンスにはならないですが、戦争体験者の証言が貴重なように、私も言い残しておかないといけないと思いますので記しておきましょう。

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