「生きる力」ありますか?
生徒「ねぇせんせー?」
教師「なんだ?」
生徒「数学とかさーやる意味あんのー?」
教師「もちろん。就職に成績は関係するし、物事の考え方が身に着く」
生徒「よくわかんない。数学なんて生きてくのに直接使わないじゃん。何なの『カイのコウシキ』って?覚えらんないわ」
こんなこと言う学生。たまにいますよね。
あなたも一度は思ったことあるのではないでしょうか?
学校の授業は果たして本当に生活の役に立つのか?
これには色んな見解があります。
私も元々講師をやっていた時代がありました。
講師時代は「生徒の言うことは勉強したくない言い訳」と思って、国語や数学を学ぶことに意味があると信じていました。
しかしある日、失業した時から私の考えは変わります。
結論を言うと、
教師の言っていることは正しいし、生徒の言っていることも正しいです。
と言うのも
●あなたが”労働”を選べば教師の言っていることは正しくなります
●あなたが”副業”を学べば生徒の言っていることが正しくなります
つまり選ぶ未来によって「どちらが正しいか」が変わるんですね。
就職するには成績が必ず付いてきます。これはもう世の中の仕組みとして仕方がない事です。
いい会社に入るために子供は塾に通って必死に勉強するわけです。
しかし、起業したり田舎暮らしで農業したりする道を選べば、成績など全く関係ありません。
今や分からないことはネットを探れば出てきます。
「カフェの始め方」「田植えの仕方」「痩せ方」「SNSの使い方」
これらは学校で教えてくれないんです。稼ぐためには不可欠な事なのになぜだと思いますか?
理由は簡単。
個人で稼ぐ人が増えると国が困るから、教育業界は”稼ぎ方”を教えないんです。
だってそうじゃありませんか?
副業と言われている時代で、「物販」「動画編集」「プログラミング」の技術を身に付けた方が、いざクビを切られても最悪案件取れれば金を稼げるじゃないですか。
(これらは個人的に効率が悪い副業なのでおすすめはしませんが)
なのに稼ぐための技術を身に付ける授業が一切ありません。マーケティングの勉強した方が全然生きていく希望が見えるのに。
しかし、個人に稼がれると会社が回らなくなり経済的に悪い方向へと傾きます。
我々は社会の犬として「労働するのが当たり前」という教育を小さなころから受け続けてきました。
親もそれを信じて労働の道へと走らせようとします。
まぁ確かに労働すれば毎月安定した給料は支払われるし、親も安心します。
労働するなとは言いません。勉強が無意味とも言いません。
ですが、もっと広く世界を見なければ、物価上昇の一途をたどる高齢化社会で生き抜くのはなかなか困難になることでしょう。
不安のない暮らしを送るなら、少しだけ娯楽の時間を割いて、稼ぐ方法を探してみるのも手です。