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ひとり起業でキャッシュが残らない原因 その①
こんにちは、まことです。今日は、ひとり起業家がキャッシュを残すための重要なポイントについてお話しします。
感覚経営の落とし穴
ひとり起業家の魅力の一つは、感覚で経営できることです。売上もコストも、なんとなく把握できる。これは小規模なうちは強みになります。バックオフィスに無駄な労力をかける必要はありません。
しかし、年商が1000万円を超え、2000万円に近づくと、この感覚経営が危険になってきます。なぜでしょうか?
それは、気づかないうちに無駄なコストが増え、大切なキャッシュを無駄に使ってしまうからです。
数字で経営する重要性
ここで、自問自答してみてください。
先月の入金総額はいくらでしたか?
出金総額はいくらでしたか?
主な出金項目は何で、それぞれいくらでしたか?
これらの質問に即答できなくても構いません。しかし、「あの資料を見ればすぐにわかる」という状態になっていなければ危険信号です。
必ずどこかでキャッシュが漏れている穴があるからです。昔使ってたツール、今は見ていないサブスク講座、もう閉じたHPのサーバー代金、、、全てを綺麗に閉じている起業家を見たことがありません笑
その穴を見つけ、塞ぐことが、キャッシュを残すための第一歩なのです。
マーケティングよりも先にすべきこと
多くの起業家は、キャッシュを増やすためにマーケティングに力を入れます。それ自体は間違いではありません。
しかし、キャッシュの専門家から見ると、少し勿体ないのです。なぜでしょうか?
それは、マーケティングを頑張る前に、まずキャッシュが漏れている穴を塞ぐべきだからです。穴を塞いでから同じ努力をマーケティングにかければ、リターンが全然違ってくるのです。
具体的なアクション
では、どうすればいいのでしょうか?以下のステップを踏んでみましょう。
毎月の収支を明確に把握する仕組みを作る
主要な支出項目を洗い出し、本当に必要かどうか精査する
キャッシュフロー改善の数値目標を立てる
これらのアクションを取ることで、感覚経営から脱却し、数字に基づいた経営ができるようになります。
いかがでしょう?きっとめんどくさいと感じたことでしょう笑
だからこそ、あなたのブレイクスルーポイントなんです。もし、今よりもビジネスを成長させたい、もっとビジネスを安定化させたい。そう思うのなら、キャッシュと向き合うことから逃げないでください。
まとめ
ひとり起業家にとって、感覚経営からの脱却は大きな挑戦です。しかし、これを乗り越えることで、より安定したビジネス、そしてキャッシュを残せるビジネスが構築できるのです。
まずは自分の数字と向き合い、キャッシュが漏れている穴を見つけることから始めましょう。そこから、あなたのビジネスは大きく変わり始めるはずです。
キャッシュを残す経営は、決して難しいものではありません。しかし、意識的に取り組む必要があります。今日からでも、少しずつ始めてみませんか?
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!