理論上、不老不死の生き物って、あるの?ってことから、生きているのに死んでるような状態になるのは、いやだよね、という話です。
「死」って、生命に普遍的な現象だ、って、ずーっと思ってた。
だけど。。。
なんと、死なない生き物もいるんだって。。。
ビックリ。。。
理論上、死なない生き物。。。ロブスターが、それなんだって。
生き物が死ぬのは、DNAの両端についてるテロメアっていう構造物が、細胞分裂のたびに短くなってしまうことによる。
テロメアが短くなるほど老化して、ついに、死んでしまうんだ。
ところが、ロブスターはテロメラーゼという酵素を持っている。
テロメラーゼは、短くなったテロメアを長くしてくれるんだって。
なので、ロブスターは理論上、いつまでも死なない、っていう。。。
スゲー、テロメラーゼ。。。
パパイン酵素みたいにドラッグストアで売ってたら、どうしよう。『精製酵素剤テロメラーゼ』みたいに(笑)
もちろん、いくら不老不死のロブスターでも、漁師につかまって、市場に出荷されて、塩ゆでされて、レッドロブスターでサーブされちゃったら、不老不死ってわけにはいかないわけだけど。。。
今日の聖書の言葉。
罪が支払う報酬は死です。しかし、神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスによる永遠の命なのです。
ローマの信徒への手紙 6:23 新共同訳
聖書によると、ロブスターだけでなく、かつては人間も不老不死だったらしい。。。
まあ、これには諸説あって、讃美歌作者として知られるチャールズ・ウェスレー(ジョン・ウェスレーの弟)の聖書注解なんか読むと、アダムとエバは禁断の木の実を食べたから死ぬようになったわけではない。もし食べなかったとしても、肉体的には死んでいただろう、っていう説を述べている。
真相は、どうなんだろうね。。。「新しいエルサレム」のパーリーゲート・カフェ(真珠門茶館)に行ったら、アダムとエバに直接聞いてみることにしよう。
もし、ドラッグストアでテロメラーゼが販売されるようになって、毎朝飲んで、不老不死になったら、どんな気分なんだろうねー。。。
最初の3000年ぐらいは、いいかなー、と思うんだけど。。。
そのあと、たぶん、死ぬほど退屈になるんじゃないかと思う。
死ぬほど退屈。でも、死ねない。不老不死だからね。
だって、不老不死で、ずーっと生きていたら、世界最大の蔵書数3100万冊を誇る米国議会図書館(LC)の蔵書だってすぐ読み終わって、世界最大の映像アーカイブであるフランス国立視聴覚研究所(INA)の動画も一瞬で見おわって、あとは、永遠の退屈が続くだけだからねー。。。*
なので、下手すると、生きている、とは言いながら、精神的には死んでいる。つまり、生ける屍になりかねない、ってことになっちゃう。
罪が支払う報酬は死です
永遠の退屈を回避するためには、永遠に飽きないものが、絶対に必要だと思う。
じゃあ、永遠に尽きない情報、消費しても消費してもなくならない情報なんていうものが、この世界にあるんだろうか?
現象界の事物には、永遠で無限で尽きないもの、っていうのは無いよね。限界づけられているからこそ現象できているわけで。
こうなってくると、自分はクリスチャンなので、やっぱり「神」の出番でしょ、って思っちゃう。
永遠・普遍・無限・絶対・遍在・全能・全知である「神」は、現象界を超越している、無限の情報の源だ。
自分が、この「神」を知るためには、永遠を必要とする。
で、永遠がどんなに経過しても、それでも自分は「神」の全部を知り尽くすことができない。
なぜなら、神は永遠だから、知っても知っても、まだまだ知ることが出てきちゃうんだ。
しかしねー。。。
「神」が単に永遠で無限である、というだけだったら、いったい、どうやって神にアクセスしたらいいのか? 漠然とし過ぎていて、とりつくしまが、ないよね。
なぜなら、現象界のなかにいる有限な存在である自分は、現象しか認識することができないからだ。
そこで、永遠・普遍・無限・絶対・遍在・全能・全知である「神」は、神にアクセスすることができるよう、ポータルを現象界のなかに開いてくれた。
それが、ユダヤのベツレヘムの馬小屋の飼い葉おけのワラの上に赤ん坊となって降り立ってくれた「神」であるイエスだ。
罪が支払う報酬は死です
しかし、神の賜物は
わたしたちの主キリスト・イエスによる
永遠の命なのです
イエスというポータルから入って、無限の「神」を知る。永遠に知り続ける。新発見、ワクワク、ドキドキは、永遠に終わらない。
不老不死が永遠の退屈にならないように、神はそうしてくれたんだ。
注)
* 蔵書数3100万冊を誇る米国議会図書館だが、1週間に1冊のペースで読み続けたと仮定した場合、年間52冊。全蔵書読破に59万6153年を要することになる。不老不死の最初の60万年は退屈する心配は無いかもしれない。恐るべし、米国議会図書館。。。
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