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【キャンプ場で映画を上映しました】

厚木市七沢のTiny Camp Villageでキャンプxシネマ会を開催しました。

天気が良く、空間としても最高で、葉擦れの音に囲まれながら大勢で映画を楽しみました。素敵な時間でした。また必ず「ここ」で映画を観たいと思います。

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▼ 昼間はキャンプ場を楽しむ

昼間は、オーナーがDIYで作ったピザ釜で手作りピザを焼きました。小麦粉をこねて生地を作るところからです。日頃料理をしている人とそうでない人が鮮明にわかってしまいます。作る人によって全然違うんですね。1枚のピザにも個性が表れます。

20191104「キャンプxシネマ」

それぞれ自分で作ったピザを食べた後は焚き火おこし。数人いたキャンパーさんたちは、見たことのない小道具をポケットに忍ばせていたりして、場を盛り上げてくれました。パチパチと小さく響く音が、とても心地よいんです。火を眺めているうちにだんだん薄暗くなっていきます。自然の中での時間の流れが実に気持ち良い。初対面の人たちが和気あいあいとお話を続けています。

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▼ 夕暮れからアウトドア映画!

夕暮れからは、アウトドア用のスクリーンで映画を上映。今回選んだのは資本主義についての社会派ドキュメンタリー映画『Money&Life』でした。素敵な自然の中で、はたして作品のチョイスはこれで良かったのでしょうか.....。

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クラウドファンディングによって制作されたこの映画はYouTubeで自由に視聴できます(ただし、YouTubeには日本語字幕はありません)。

サブプライム危機のあと、あまりにも金融に弄ばれている現代の人間と私たちの社会を見直すための良い映画です。心なき経済システム、構造化された途上国からの搾取、人の欲望と不安・不幸。これらに直面し、次の時代のライフスタイルへとシフトしていく人たちが登場します。人のために何かをすること、人と共感すること、心の境界をなくすこと。決してきれいごとではない「確かな営み」がそこには描かれていきます。

▼ 映画を語り、人生を語る

鑑賞後は焚き火を囲んで、映画のこと、皆さんの価値観や人生について、じっくり語り合いました。帰る時間にはすっかり寒くなっていて、昼間の厚さが嘘のようでした。最年少はなんと中学2年生。資本主義の酸いも甘いもよく知っている大人たちに囲まれて、きっと特別な経験をしたことと思います。

一緒に運営をしたキャンプ女子のもりふうみさん。素晴らしい準備、的確な場づくり。実に神々しかったです。

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彼女のマイカーは、憧れてしまうような内装で、この日もドリンクスペースとして活躍しました。

▼最後にTiny Camp Villageのオーナー・中村さんの言葉を紹介します。

「キャンプは“何もないところから楽しみを見つけること”」

(出典:https://noma.today/tinycamp-diy04/

しびれますね。

明日からの日常が、より楽しくなりそうです。

Urano, a rookey camper.

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