見出し画像

AIさんに遊ばれてます?

AIさんに作画してもらうと「どうも違う」「わざと間違えていないか?」という事がままあります。
では、何故そうなるのか?を理解して対策すれば良いプロンプトが書けるのではないか?と思いつきまして、試してみようと思います。
アイキャッチの写真は鹿児島県曽於市に伝わる伝統行事「弥五郎どんの浜下り」です。
これをAIさん(designer.microsoft.com)さんに描いてもらいましょう。
1、鹿児島県曽於市で行われる伝統行事に登場する弥五郎どん

姿以外は的を射ている気がします

日本の町で大勢の人が観ていて、巨人がのし歩いている。
弥五郎どん以外は全部合ってる気がしますね。
では、弥五郎どんの描写を加えます。
2、茶色の着物を着て肘を張り両手は胸の前で杓を抱えている巨人の人形

あれ?杓違ったかな?

確認しましょう。
3、衣冠束帯

あ、衣でできた冠ね。確かに。
宗教法人英彦山神宮様の写真を拝借

衣冠束帯は公家の公式装束です。Wikipediaさんによると上の写真の様な。
4、日本の公家の公式装束である衣冠束帯

いや、違うし

呉服ってか和服てか江戸時代以降の和装に芸者や遊女風の飾りと化粧。いけませんね。
時代認識は無いのかな?
5、西暦650年頃の日本の貴族の男性

歴史苦手みたいね

いや、アカンですね。
服装も文化も、お茶なんて無いし。髪型中国だし。
てな訳で、AI作画はやればやるほど拗れる説、実証でした。

時代考証ってアメリカを舞台にやってみても面白いかもしれません。今度暇な時にチャレンジです。

ちなみに、プロンプト整理しようと思って「犬」一文字でやったらこんな4つが候補でした。

どんだけ広げるの?

「そんな事一言も言ってないし」を沢山配置するのがクセみたいですね。
環境を削る言葉は必須かな?

いいなと思ったら応援しよう!