5.海外での経験。(シンガポール)その①言葉の壁
前回、シンガポールに来た経緯をざっくりですが、
書いておきました。
今回はシンガポールに実際来て働いていて思った事を
また何回かに分けて書いておこうと思います。
一回じゃ収まりません。笑
私の職業はお菓子作る人なので、今まで日本で主にケーキ屋さんやレストランで言うデザートやらを作ってきました。
前回も書きましたが、シンガポールに来る前はフレンチレストランで働き、こちらでも最初フレンチレストランで働く事となりました。
*ちなみに、シンガポールはチキンライスだけじゃなく本当に沢山の種類のレストランがあります。
和洋中すべてかなりレベルが高いです。美味しいです。
(これは本当に来てビックリしました。)
一緒に働いてたのは
日本人、シンガポール人、マレーシア人、フィリピン人、中国人、ベトナム人、台湾人、韓国人やら
本当に様々な国の人と働きました。
来た当初はけっこうなカルチャーショックがあり、
言語も様々でなかなか不思議な感じでした。
基本会話は英語ですが、シンガポールおなじみの
シングリッシュです。
まぁこのシングリッシュが聞き取れるようになるまで本当に辛かったというか、慣れなんですが難しかったです。
(今ではがっつりシングリッシュで話してます。笑)
もちろん中にはマンダリン(中国語)しか話せない方もいますし、それは職場だけではなくむしろほとんどのシンガポール人の会話は中国語ですね。
シンガポールはマンダリンなので広東語は全く理解出来ない人がほとんどみたいです。
日本で言う沖縄と青森みたいな感じですかね。笑
あっ。これ偏見とかじゃないです。本当にわからんから。笑
なので、まず一番はやっぱりどこでもそうですが
言葉の壁にぶつかりますよね。
自分は勉強なんてしません。大嫌いだから。笑
だから、わからなくても雰囲気で喋りまくります。
発音とかむちゃくちゃですし、間違いだらけでした。
プライドなんかいらないです。
もちろん、何回も何か変な事言われてるんやろなと思う時もありますよ。
そんなんどぉでもいいです。笑
とにかく喋る、聞く、を繰り返してやる。
分からなかったら聞けばいい。
そんなに人は冷たくないです。笑
外国人に丁寧に道とか聞かれたら無視しますか?
ちゃんとした態度で聞いたらちゃんと教えてくれます。
だって喋れないと仕事にならないから。笑
必死になるしかないです。
だから覚えるんだと思います。
この必死になるっていうのが本当に大事。
というか、そうゆう状況に身を置けるか置けないかで
その人の今後の器が決まってくると自分は思います。
やはり、辛い経験を沢山してる人はとっても人に対して、回りに対して気配りができて優しいです。
私はまだまだですし、何も成し遂げたわけでもないですが、何より成長しました。
これを実感出来るか出来ないかで色々見方や捉え方が変わってくるんだと思います。
辛い状況に自分を持っていく、逆境を跳ね返す力を身につける事で、視野が広がり、心に余裕が出てきます。
それは海外に出なくても出来る事ですが、
海外で得た成長や記憶は国内よりも強く心に刻まれます。
何も海外に出ることがすべてではありません。
ただ、自分が海外で挑戦したい気持ちがあるならば、
そこでしか出来ない、日本では出来ないまた違った
経験ができるでしょう。
私はこの海外で得た経験を地元に還元していくつもりです。
自分が得た経験を広め、それを元に地域や社会が発展していく事が何よりの目的であり、目標です。
私の父が、地域で一番のお菓子屋を作った様に、
自分の形で社会貢献出来るようにしていきたいなと考えています。
そうゆう意味でも、海外での経験は本当に大きな意味のあるものだと思っています。
成功しなくてもいいんです。自分も失敗ばかりです。
でもそれが経験となりいつか活かされる時が必ず来ます。
今はコロナで行き先がなかなか見えにくいですが、
これもまた一つの経験なので、前向きにとらえていけたらなと思っています。