数学が苦手な方向けの数学参考書 (経済学部向け)
経済学部に入学すると、少なからず数学を使うことがあります。
とはいえ、中には「数字を見るだけで嫌だ」というくらい、数学が苦手な方もいるでしょう。そこで、数学への抵抗感が強い方向けに、躓くことなく経済数学を学べる参考書を、紹介していきたいと思います。
経済数学の本は数多く出版されていますが、『改訂版 経済学で出る数学: 高校数学からきちんと攻める』を無理なく読めることを、ゴールとしたいと思います。
この本は、経済学で使われる数学をわかりやすく解説しており、オススメの一冊です。ざっと眺めてみて、「読めそうだな」と思われた方は、この本で学習をスタートするのもいいかもしれません。
一方で、「難しそうだな」と思われた方には、ワークブック版がオススメです。ワークブック版は、数学に苦手意識のある方でも、無理なく読むことができると思います。
特に苦手な分野があれば、高校数学の参考書をもとに勉強・演習を重ねるといいと思います。最近では、Youtubeでもわかりやすく数学を解説しているチャンネルがあり、そうしたツールを活用するのもいいでしょう。
ワークブックや高校数学の参考書を通して、少なからず数学への抵抗感が拭えるはずです。この後は、『経済学で出る数学』にチャレンジしてもいいですし、『例題で学ぶ入門経済数学』で演習を重ねて自信を深めてもいいでしょう。
『例題で学ぶ入門経済数学』は、多くの演習問題を解きながら知識を確認でき、私自身も学生時代に活用しました。
数学への抵抗感をなくすことで、学べることの幅も広がってくると思うので、学生の皆さんにはぜひ取り組んでもらえたらと思います。