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市役所に電話をしてみたら
「担当の○○さんはいますか?」
と、公的機関(特に市役所)の担当者と相談で、担当に電話する場合にはだいたい内容は決まっている。
「先日、サービスの申請をしたAさんの件ですが、」
「請求の件で相談がありまして、」
「制度の件で確認したいことがありまして、」
となることが多い。
逆に市役所からも電話がある。
「提出していただいた書類について、訂正(確認)してただきたいところがありまして、」
「以前からお願いしている書類がまだ出ていませんが、」
と。
でも、この間にも、文章が抜けている。それは、
「ただいま、担当が席を外していますので、折り返し連絡いたします」
「席を外して」とは、会議中、面談中、休憩中などである。もしかしたら、他の電話対応中かもしれないし、外出中かもしれないし、出たくない(話したくない)相手で居留守を使っているかもしれない。
引継ぎます。
相談員としては、ちょっと面倒な対応になることもある。(それぞれの市町村での組織が違っていたり、呼び方が違っているかもしれません)
利用者に関することで、最初に電話して、次に回される可能性の高いところを書いてみました。
「障害福祉課」→「介護保険課」
「障害福祉課」→「生活保護課」
「介護保険課」→「生活保護課」
話の内容としては、
・65歳を迎える障害者の介護保険サービスの利用について
・生活保護受給者の生活や福祉サービスの相談
・生活保護受給者の通院の連絡(医療券について)
などが多い気がしている。
福祉と言っても、グレーゾーンもあり、それぞれの担当で書類が別に必要な時があるので、確認はしていき、ミスのないようにする。
最初に電話した担当で、どこに引き継げばいいか分かっている時には、すぐに転送してスムーズにいくが、そうでないと長々と保留になっている。同じ課の中でも、担当が分かれているから、気をつけないといけませんね。
因みに、福祉課などの担当につなぐときには『話の分かる職員』『話しやすい職員』を見つけておくことが多い。もちろん、ため口では話さないが、話をしていく中で、手続きやこちらが言いたいことが伝わりやすい人がいると、お互いにストレスがない。経験豊富ということもありますね。
ただ、注意してほしいのは「4月の人事異動」である。せっかく見つけた『話の分かる職員』なのに、変わってしまう。市によって異動の時期や頻度は変わるとは思います。しかも、4月は色んな届け出があり、いつもよりも綿密な連絡が必要になっている。引継ぎをちゃんとしたとは思いますが、予測不能な事態が起こってしまう。「電話口で、窓口であたふたしている職員」と「制度の細かいところまで、ツッコんでくる職員」に分かれてくる。
でも、どちらでも言えるのは、
「前任者はこんなことなかった…」
である。前任者が融通を利かせていたか、無力だったのかは分からないが、なかなか伝わらない。
こんなことありました。
とある申請書を市役所に提出した時である。後日、電話があり、
(ここでの担当者は新しく異動して来た職員です)
担当者「この申請書では受け付けられません」
自分「??? ちゃんとこれまでと同じ書類ですが?」※2年間
担当者「ですから、不備がありますので、書類を改めて提出してください」
自分「どの書類ですか?」
担当者「○○の届出書です」
自分「以前に提出しましたけれど、また必要ですか?」
担当者「はい、ですから…」
自分「ですが、先月電話した時には、届出書がいるとは聞いていませんが」
担当者「ですから…」
(中略あり)
自分「前任の○○さんに代わってください!!○○さんと話して確認したいんです!!」
と、言い合っていました。その後、何故だか前任者とは話ができず、相手が折れましたが、後味が悪かったです。前任者が異動したなら、そう言えばいいものを、電話一本すれば良いと思うのだけど、電話できない理由があったのかもしれませんね。
どちらが、知識があるかないかではなく、どれだけ「誠実に対応できるか」「書類を読み込んでいるか」が重要だと感じてしまいました。
折り返し電話が遅い
「そんなに困るようなことを相談したかな」「担当者はまだ戻らないかな」と、なかなか電話が来ない。
さすがに、電話した当日はこないかなと思い、翌日も待っても電話が来ない。翌日の午後に電話してみたら「確認中」と言われてしまう。ようやく連絡が取れたとしても、提出期日が2日後だったりすると、「もっと早く連絡欲しかった」とイラッとしてしまう。
忙しいのは、お互い様です。
そこをちゃんと考えながら、連絡を取り合っていきましょうね。
連絡がとれないから、と相手に嫌味を言ってはいけません。