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アセトアルデヒドが敵だったか

NHKのトリセツ。
今晩のテーマは「お酒とのつきあい方のトリセツ」

お酒を飲める体質なのかどうかを質問に答えて診断。

もちろん、僕は「下戸」

体質的に全く飲めない。

お酒が飲める体質なのかどうかは遺伝子検査で分かるらしい。

成人式のタイミングで健康診断とお酒耐性遺伝子検査をセットで自治体で提供してくれないかな。
飲めない体質の人にはステッカーを配るとか。

自分が実は飲めない体質なのかがわかれば、無理強いされることもないし、
自分の体質を知らないままで「練習したら飲めるようになる」と思い込んで、自爆することもなくなるかも。

お酒に酔う。

その原因は、アセトアルデヒドってやつらしい。

お酒を飲んだ時に発生する有害物質。

エタノールが肝臓で酸化されて生成される憎いやつ。

こいつを分解する体内酵素が「ALDH(アルデヒド脱水素酵素)」。
アルデヒドの濃度が低い時に働くALDH2。
日本人はこのALDH2の活性が弱いか欠けている人が約半数いると言われているらしい。
だから、欧米人と比べてお酒で顔が真っ赤になる人が多いのか。

だけど、驚いたのはそんなお酒に弱い(かもしれない)日本人の中で、全く飲めない下戸はたったの4%だって言うじゃないか。
それだけなの?
それじゃぁ、やっぱり肩身が狭いよな。

「いや、私全く飲めないんで」
「なんだよ〜、最初の乾杯くらいいいじゃない」
(最初の乾杯を少し舐めただけでもヤバいんだって・・・)

若い時は下戸のおかげで色々と苦労したことがあったけど、
今となっては、これで良かったという効果もあったようだ。

アセトアルデヒド、あいつはDNAを損傷することが知られてきたらしい。

DNAが損傷したらどうなるか?
酒を飲んだ通り道の臓器にガンを引き起こすらしい。
食道、咽喉、胃、大腸。
お酒でもガンになるんか。

ま、全く飲めないから、もう飲まないし、アセトアルデヒドも発生しない。
だからガンのリスクも飲酒常習者よりは少ないはずだ。

めでたしめでたし。

アセトアルデヒドめ。
かかって来い!
(いや、かかって来ないで)

<了>

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