宮崎空港で不発弾が爆発だって!〜「お前ら戦争忘れんなよ」
宮崎空港で突然の爆発、土煙が舞い上がる映像がニュースで報道されていました。
今日の午前中に起きた事故です。
(事故、なのか?)
爆発したのは飛行機の誘導路。
滑走路ではないので加速はしていなかったでしょうが、
飛行機が通過した1分後に起きた爆発ということで間一髪です。
調査によると原因は戦時中にアメリカ軍が投下した250kgの不発弾が爆発したそうです。
そんな昔の不発弾がまだ爆発するんですね!
まず、その事にびっくりしました。
宮崎空港は戦時中は海軍空軍基地があったそうで、1000発以上は爆弾投下されているはず、ということなんだそうです!
またもやびっくり!
本当に万に一つくらいの確率で滅多にないことのようですが、それでも可能性が無いわけではない。
また不発弾爆発は起きるかも、ですか?
恐ろしいですね。
滑走路はそのまま舗装したんでしょうか。
掘り返していなかったから、不発弾はそのまま埋まっていたんですかね?
東京大空襲でも山のような爆弾が投下されているはずでしょうが、おそらく都心の地下という地下は掘り返しているでしょうから、これから不発弾が出てくるなんて事はないのか?
わからんです。
ということは、空襲があった地方の都市も戦後掘り返して町並みをきれいに作り直したようなところは不発弾はないんでしょうが、
そのまま埋め立てて上に何か建てました、てところは危なくないんですか?
地面に不発弾が埋まっているなんて知ったら、怖くて生活していられないですね。
なので、分かっちゃいるけど公開しない、という自治体もあるのでしょうか。
「自治体不発弾マップ」なんて嫌ですね。
ハザードマップ以上に怖い。
ハザードマップも相当恐ろしいですが。
「戦後は遠くなりにけり」
そんな言葉がありましたが、
悲惨なあの太平洋戦争の記憶が遠くに、遥か遠くに薄れていき、
語り部のようなご老人も少なくなってきている令和時代。
政治家も2世、3世の代になり、鼻息荒く主張しているような人たちも一部にいますが、
不発弾が、
お前ら浮かれてんじゃないぞ、戦争のことを忘れんじゃないぞ、
そんな風に警告してくれているのかもしれないなぁ、なんて思ったり。
そうそう、この不発弾爆発のおかげで午後からの便が全て欠航になったと
現地取材の報道がありました。
年配のご夫婦がインタビューされていたのですが、
ドイツにこれから旅行で行くはずだったが無理ですね、残念です。
とおっしゃっていたのが本当に不憫でした。
<了>