日記のようなもの〜2023.10.16 谷村新司さんの訃報とオリンピック関連
谷村新司さんの訃報が目に入った。
享年74才、若いなぁ、若すぎる。
アリスの皆さんは一回りと少し上の世代なので、子供時代テレビをつければいつも3人がヒット曲歌っていたのでまさにど真ん中世代なのか。
意識せずとも曲は知っているという。
フロントのアコースティックギター2人がツインボーカルも取って、もう1人がドラムという編成も独特でした。
学生時代にバイトしていた喫茶店の店長はアリス前身のロック・キャンディーズ時代に一緒によくライブ演ってた話も聞いてました。
昨年アリスは有明アリーナでアリス50周年ライブをやっていたというじゃないですか。
しかも、これから10年活動するぞ、みたいなことも仰ってたという。
それが、3月に腸炎の手術をして療養を続けていたというから病後が良くなかったのか、他の要素があったのか。
身体の調子なんて本当に人それぞれ、体質だったりそれまでの生活だったり、一概に平均寿命は、とかで括れないから。
この頃は、この手の訃報を聞くと他人事ではないというか、いずれ我が身、を身近に感じるようになってきました。
運命は変えられないけれど、精一杯ケアをして自分のポテンシャルの最大限は長生きしないとなと思います。
***
昨日は朝から雨でしたが、パリ五輪マラソン選考レース中継をテレビではやっていました。
男子と女子とそれぞれ別のチャンネルで同時に中継しているなんて珍しいなと思いながら。
最初に男子マラソンの中継にチャンネルを合わせると、川内選手が独走していました。
神田を過ぎたあたりでしょうか、しっかり降る雨の中を独走。
35km付近で2位の選手に追いつかれて、結果パリ五輪切符を逃してしまいました。
本当に残念。
なんといっても川内さんといえば埼玉県の星ですから。
それでも4位でレースを終えたというのは根性ですよね。
普通はズルズルといきそうですが、よく踏ん張った。
さいたまシティマラソンで一度だけ沿道から川内さんの走るその勇姿を見たことがありますが、その時もぶっちぎりで独走してました。
マラソンランナーって目の前で見るとそのスピードに驚きますよね。
あんな速度で42.195kmを走るのか!て。
我々一般人にとってみたらほとんどダッシュだろ、みたいな速度。
川内さんは陸上競技連盟というかマラソン業界というかそういうところからは少し距離を取っていて、あくまでも市民ランナーとしてやっておられたからなのか、変わり者という印象を言われることもあるように聞いたことがあります。
でも、僕にはなんだか孤高のランナーというイメージあるんですよね。
がんばれ川内!
オリンピック関連のニュースでいうともう一つ、札幌五輪断念のニュースもありました。
「2030年招致を断念、2034年招致へ仕切り直し」
というニュースですね。
しかも、2034年に関してもIOCの路線変更で、
「2030年と2034年まとめて来月開催地決めちゃうからね!」
という話もあるそうで、
「2034年も断念か」
いう最新情報もありました。
現地札幌の方たちの温度感は全く分からないですが、遠く離れた地の者として、
「そりゃそうだよな、オリンピック招致どころじゃないだろ」
というのが正直な気持ち。
東京五輪の時のドタバタで、オリンピックと金と利権の問題が明らかになったわけで。
選手の方達が自国開催にどれほどこだわっているのかも分からないですが、
五輪招致で経済を盛り上げるなんて、昭和のやり方も完全に"Out of Date"な訳ですから。
同じ匂いのする大阪万博に至っては、
本来は利権を享受するはずの建設業界だってサジを投げている状況。
もはや、広告業界と政治家だけが公金目当てに推進してんじゃないか?と思われても仕方ない。
IOCバッハについては、他国の人だし特に言うことないや。
せいぜい頑張ってくれ。
〈了〉
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