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東京の冬の陽気と北陸の思い出

こんにちは、makotoです

今日は1週間ぶりに外出したので、水道橋から飯田橋を通って市ヶ谷までお堀沿いを散歩してきました
風もあって冷たい日でしたが、それにしても東京の冬は本当に天気がいいですね

20年程前、北陸地方(金沢市)に住んでいたことがあるのですが、冬の北陸は晴れ間は全くなくて、日中もどんより雲が覆い、夜になるとさらにピカッ!ドシャーン!と空が大騒ぎ神奈川から引っ越したのは1月初旬だったので、引っ越し初日の夜、台風か?と思う程の暴風・雷雨にはとても驚いたことを今でも覚えていますそんな夜がさほど珍しいものでもなく、通常運転だと知ったのは少し後になってからでした

そう言えば
「弁当忘れても、傘忘れるな」
という言い伝えが北陸にある、と近所のおばさんに教えてもらいました
それくらい、北陸の冬は終始雨模様です

北陸時代の勤務先は「出先の営業所」なので、月1回の営業会議には北陸を管轄している名古屋営業所に行く必要がありました
朝5時起きで、金沢から米原までサンダーバードで、米原からは新幹線こだまに乗り換えて名古屋まで
月に1回の日帰りは大変でしたが、いつも名古屋で電車を降りると冷え切っていても晴天の空
「太平洋岸の街は、なんて天気がいいんだ!」
と、とても羨ましかったです

日本海側の新潟出身の妻も、東京暮らしが長かったせいか、金沢に移ったばかりの頃は慣れているはずの長い冬の曇天にもうんざりしていたようでした転居した時期も、ちょうど長男が産まれて1歳になるかならないかの頃でしたから、くる日もくる日も天気が悪くて外にも出掛けられず、大変だったろうなと思います

僕は九州佐賀で産まれ、大阪で育ったので、北陸の冬というのを知りませんでした
いや、太平洋岸と日本海側でこんなにも気候が違うことも知りませんでしたし、冬の間中晴れ間がひとつもない場所があるなんてことにも思いが至りませんでした
他にも色々と知らなかったことはありますが、それはまたの機会に
とにかく、
「自分が知っている世界だけが全てじゃないんだ」
と、大げさですが、そう思った記憶があります

それでは!


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