見出し画像

10年経って破れてきたダイニングチェア座面を貼り替えてみた

ニトリで買ったダイニングチェアの座面がビリビリに破けてきた。

もう1脚も少し破れが出てきた。

この座面は実は2代目。
10年前に一度業者さんに出して貼り替えてもらったのだけど、
4脚あるうちの1脚は見るも無惨な状態。
ケツの骨尖ってるんか、と言いたいくらいの破れっぷり。
この破れた椅子は僕のだが、もちろんケツの骨は尖っていない。
もう1脚は次男の椅子だが、僕のと同じ状態になるのは時間の問題。

ということで、今回は予算削減で自分たちで椅子の貼り替えることにした。

楽天で「椅子 座面 貼り替え」で検索してよさげなショップで貼り替えキットなるものが売っていた。
座面シートは合皮だがカラーの種類が豊富。
これにクッションウレタンが2層と不織布がセットで、工具さえあれば他は何もいらない。
業者さんに座面を送付して貼り替えてもらうより半分以下の価格なので、迷わず注文。

次男はバーガンディ?ワインレッド?を、僕は抹茶グリーンをチョイス。

必要な工具はこちら。
・ガンタッカー(大きいホッチキスですな)と:座面シートをバチバチと打ち込んでいくのに必須です。価格はピンキリですが、amazonで2,000円でお釣りのくるこれでも全然OKでした。
・タッカー針:ガンタッカーに12mm X 8mmの針が100本付いていましたが、全然足りないので急遽ホームセンターへ買いに行きました。12mm幅は6mmの次は10mmしか売ってなかったので6mmを購入。あまり長いと打ち込めなかったらどうしようかと短い方にしましたが、座面シートが重なるところも多いので10mmでもよかったかなと思いました。これは170円くらい。安い!
・ステープルリムーバー:現在の破れた座面シートを外すためにステープルを外すのにあった方がよい。というか必須。ホチキスのおしりでは外せません。これもamazonで購入。700円でお釣り。
・トンカチとプラスドライバー:トンカチはステープルの打ち込みが甘かった時にトンカン叩いて押し込みます。ドライバーは椅子と座面を取り付け、取り外しのために。

まずは現在の座面を外します。
椅子をひっくり返すと木ネジ4本で留められているのでドライバーで外します。

座面を外した状態。
せっかくなので、10年分の見えない場所の汚れをしっかりマジックリンでキレイにします。

外した座面からステープルリムーバーを使ってシートを外していきます。
これが慣れるまで一苦労。
何しろ針の数が半端ではない多さ。
不織布を留めている針を外し終わるとシート合皮とクッションウレタンを留めているのをもう1周。
2枚外すのに1時間近くかかりました。

こんな感じでシート布の中のクッションはウレタン(上部の黄色っぽいやつ)とチップウレタンというウレタン端材の再生品の2層になっています。

つまり、これらを新しいものに交換して新しいシート合皮で座面を覆い直します。

まずは、チップウレタンを座面板と同じサイズに切ります。

次にウレタンを座面板より2-3cm余白を取って切ります。

下から、シート合皮<ウレタン<チップウレタン<座面板と重ねて、しっかり体重をかけながらシート合皮を折込ながらタッカーで打ち込んでいきます。
これも慣れるまで難しくて何度か途中で針を外してやり直しました。
遊びがないようにしっかり引っ張って貼っていかないと仕上がりがピンと美しくないので。

なんとかシートを留め終わったので余計な布を切り落とします。

最後に不織布で覆って仕上げます。
うむ、針がよれているがまぁいいだろう。

2脚目の座面も完成間近。
次男と交代でやっているがタッカー打ち込みが以外としんどい。腕が疲れてきた。

あとは貼り替えた座面シートを木ネジで留め直して、

じゃじゃ~ん、完成!
ほうら、なんとなく新しくなったみたいで嬉しい。
ね?表から見ると分からないからいいんです。

途中で休憩しながら午後いっぱいかけて2脚のタイニングチェアの座面を貼り替えました。
クッションウレタンも新しくなったので、座り心地もよくなって大満足。

残り2脚はまだ破れていなかったので、今回は貼り替えなかったですが、
2脚で良かった。。。
これ4脚だったら完全に終わってた。

どうでしょう?
Youtubeにも座面シートの貼り替え動画は沢山アップされていますが、意外に簡単です。
家族みんなでワイワイ作業すると楽しいかもですよ。
是非トライしてみてください!

では!

<了>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?