空港直通バスが運行休止だ!インフラて大事だね
今月半ばに台湾へ旅行に行こうと思ってる。
あくまでもプライベートの旅行。
海外出張はコロナ前年の2019年を最後に全くなくなった。
仕事が変わったこともあるけれど、
そもそもWeb会議でいいんじゃないの?
というのが一般の認識になってしまい、
わざわざ出掛けて行くというのは、
それが遠方であるほど、マネジメントクラスの関係づくりだったり、
営業系であれば、接待を兼ねたアポイント(これも関係作りの一つと言えるか)くらいしかなくなった。
技術者関係の打ち合わせは本当にWebとチャットで済んでしまう時代。
それが良いのか悪いのか。
旅行業界にとっては良くないんだろうな。
海外からのインバウンド需要は伸びているものの、日本から出て行くアウトバウンドが儲けどころの旅行代理店は、明らかに売り上げが落ちているのではないかと推測。
そもそも法人売上は上に述べたような理由で減っているだろうし、
個人消費者についても、なかなか給与に還元されない不景気感のため、全体パイは同じく減っていると思う。
さてそんな状況だが、台湾への旅行は定年を迎えた節目として(実際には、定年前に退職〜転職したので、定年という行事はオフィシャルには迎えなかった)、
相方とどこか海外へ行こうとかなり前から話していたイベントだ。
欧米への旅行は、このご時世の海外インフレと国内デフレの差額が大きくなり過ぎてることと、円安ショックが重なって、とても行けないなとなった。
12時間以上、飛行機に乗ってるのもキツイし。
そうなると近場のアジア諸国になるので、台湾が他の候補地をゴボウ抜きしてトップに躍り出た。
そう決まれば話は早い。
いつもお願いしているJTBへ予約を取り、今時は店舗へ出向かなくてもWebコンシェルジュサービスが自宅にいて旅行プランの相談に乗ってくれる、日程と宿泊、航空便の予約までお願いした。
はじめての台湾なので台北フリープランで九份ツアーだけオプションで付けた。
さて、あとは空港までの足を確保しないと、ということで成田空港へのライナー便を予約しようと1ヶ月前から予約サイトを覗いてみるが、なかなか該当の日時の便がヒットしない。
おかしいな、と何日目かに予約サイトの問い合わせ窓口にメールしてみたが、回答は
「バス運行会社からのスケジュールがまだ来ていません」
というもの。
バス運行会社のサイトでは、一月前から予約出来ると書いてあるのに。
なんかの理由で少し遅れてるのかなぁ。
そんな事を考えて、毎日チェックしていたが、依然として成田空港行きの便がない。
これは、何かおかしいぞ、
もう一度バス運行会社のサイトを見てみた。
そうしたら、なんとこんな記載が追加されてるじゃないか。
「大宮〜成田空港便 2024年4月1日(月)より運休」
しれっと書いてある。
おい、いつから書いてんだ。もっと早く書きなさい!
もうかれこれ20年近く利用していたけれど、そんなに満員になってるのを見たことがない便だったし、
やっぱりコロナ以降は乗客がガタ落ちだったのだろうか。
さて、困った。
大宮までは自宅から比較的近いし、何ならタクシーでもそんなにかからないし、
バスは乗ってしまえば、空港までは寝てたら着いてしまうのでかなり便利だった。
スカイライナーよりかなり時間はかかるが、一本で行けるのが楽だった。
困ったと言っても、日暮里か上野から京成スカイライナーで行けばいいのだが。
そういう意味では、少々不便になるだけで代替手段が無いわけではない。
しかし、これが地方で日常的に使用するバスが運行休止になったら、その不便さは大変なものだろうと、急にこれまで見過ごしていたニュースが途端に身近に感じるようになった。
交通インフラは、路線によっては日々の暮らしに直結するものなので、
運行会社の経済的な問題で、廃止の決断なんて想像するもんじゃ無いなと思う。
JRの地方路線が廃線になります、というニュースがたまにあるが、
交通インフラはインフラというだけあって生活の基盤になるわけだから、廃止をするのであれば行政も一体になって代替の交通手段を是非用意して欲しいものだ。
JRも建て付けは今や民間企業なわけだから、赤字路線をいつまでも運行していくのは大変だというのはわかるが、
それを言い出したら、そもそも「インフラ」になるところを民間にしてしまうところに問題があるんじゃ無いだろうか。
交通インフラではないが、どこぞのおちゃらけた政党が知事として牛耳っている自治体が、水道事業を民間企業(それも確か海外企業ではなかったか?)に売り払ってしまったような話を聞いたことがあるが、
それこそ酷い話で、お前らのどこにそんな権利があるんだ馬鹿野郎、としかいいようのない暴挙だと思う。
だいぶ話が逸れたので、今日はこの辺で。
それでは!
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