イチオシのボールペン〜OHTO(オート)水性ボールペンを紹介します!
学生時代の筆記具といえばシャーペン一択だと思いますが、大人になるとボールペンを使うことが多くなるんじゃないでしょうか。
僕も学生時代はそれこそボールペンなんて一度も使った事ない気がするのに、社会人になってからは数十年間、シャーペンは数えるくらいしか使ったことがない。
消しゴムで消せる筆記用具なんて、自動車免許の更新でマークシートのテストを受ける時くらいなのだけど(おいおい、試験を受けるってそれは免停になってるってことやん!)、むしろシャーペンではなく鉛筆を使う。
さて、そんな僕ですがかなり字が汚い割に(自分でも前に書いたノートやメモを見ても「何書いてるんだ?」となることが多くて泣けてきます)、ノートや手帳、ボールペンなどの文房具が大好きで色々と集めてしまいます。
そんな中で今日はオススメボールペンとしてOHTO(オート)の水性ボールペンを紹介します。
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OHTOはオート株式会社のブランド名で、大正8年に創業した日本の文具メーカーです。
茨城県の結城本社工場はチップ製造やインクの調合から金属ボールペンの組み立てまでボールペン製造を全て行うことができる、国内でも数少ない工場だそうです。
会社のOHTO企業理念が泣かせます。
もうね、ペン作りに真剣に取り組んでいることが伝わってきます。
OHTOのボールペンで書くたびにしっかり幸せを提供してもらっています。
なんだか会社の紹介みたいになっていますが、僕は全く関係ない第三者だということをお伝えしておきます笑。
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OHTO水性ボールぺんの皆さんに集合してもらいました。
左からリバティ(ブラック&ブルー)、真ん中の黒いやつがCR01、
右の2本がセルサス(ワイン&ブラウン)です。
リバティは中軸、CR01とセルサスは太軸になっていて、いずれもキャップ式のペンで、一見すると万年筆のようにも見えます。
この金属ボディの重厚感がまた素敵なんですよね。
重さはリバティが26g、セルサスとCR01が33g。
個人的にはセルサスとCR01の太軸の方がしっかりとホールド出来る感じがして沢山書いても疲れないような感じがします。
また、この重さのおかげでゆっくりと字を書くことが出来るので、おかげで字の汚い僕でもそれなりに読める字になるかな、と思います。
なので、どこかに提出する書類を書く時には必ずセルサスのペンを使っています。
リバティ、セルサス、CR01はいずれも同じインクがセットされていて、
セラミックローラーC-305という芯になっています。
太さは0.5mmですが、他にも0.4, 0.7, 1.0という太さもあるようです。
このセラミックローラーがOHTO水性ボールペンの肝だと思っていて、インクフローもよくて、引っ掛かりもほとんどなくヌルヌルとしたとにかく書き心地が気持ち良すぎます。
相方にもリバティのワインをプレゼントしたのですが、やっぱり書き心地は大好評でした。
そういえば、昨年末にTBSラジオ アフター6ジャンクションで放送していたOKB48総選挙という投票によるボールペン日本一を決めるという企画があるんですが、2023年度はOHTOのセルサスに変わる太軸CR01(*)が堂々の3位になっていました。
さらに、なんとなんとこのOKB48総選挙では握手会という実際に文房具店などの協賛会場で実機を試し書き出来るというイベントもあり、OHTO CR01は堂々の握手会投票で1位になったそうです。
それくらい書き心地は素晴らしいのがOHTOのセラミックローラーの水性ペンなんです。
価格もこの見た目と重厚感にも関わらず2,000円台というお得感も素晴らしい。
惜しむらくは、そこいらの文具店では置いてある店舗が少ないということです。
どの文具店に行ってもだいたいゼブラ、パイロット、三菱鉛筆などの大手メーカーのボールペンの有名どころは簡単に手に入りますが、本当にOHTOのペンは置いていない。
そして、運良く置いてあったとしても試し書きのペンはほとんどありませんので、実際に買うしかありません。
オート株式会社がおそらく規模の小さな会社なので、大手メーカーのように店舗展開用の販促費がほとんどないんでしょうね。
残念。
こんな良いペンは文具店もちゃんと仕入れて置いて欲しいと心から思います。
あ、でもamazonやヨドバシなどの通販サイトで入手出来ますし、楽天市場にもOHTOの公式ショップがあります。
ただ、CR01(特にブラック)はOKB48総選挙の影響もあったのか、どこの通販サイトでも年始から品切れになっています。
僕も近所の文具店を3軒周りましたがやっぱりどこにも売ってなくて、先日たまたま毎日チェックしていたヨドバシで少しだけ在庫が入った瞬間に注文しました。
翌日にはもう品切れになっていましたから、すごい人気ですね。もう少ししたら生産が追いついて在庫が落ち着いてくるかもです。
あと、リバティとセルサスは製造中止になっており、もう店舗在庫しかないので、金属軸がしっかりとわかるこの感じが素敵だなという人は見つけたら購入されることをオススメします。
リバティ中軸はCR02、セルサス太軸はCR01にモデルチェンジしていて、インク芯も同じですし、重量もほぼ同じなので書き心地には問題なしなのです。
だけど仕上げがマットブラックとカモフラしかないので、個人的には見た目がちょっとなんだかな、という印象です。
他にもしっかりとレビューしているブログサイトもあるのですが、写真だけ何枚か掲載しておきます。
持ち手の部分はラバーになっていて、これは好き嫌いが分かれそうなところですが、僕はしっかりホールド出来るのであり、かなと思っています。
ペン先はこんな感じ。。ていっても分からないですね。
インク芯はC-305 0.5mmが入っています。
ちなみに、パイロットのゲルインキ ジュースアップやぺんてる エナージェル、ゼブラのサルサなど人気どころのリフィルも使うことが出来るC300系と言われるリフィル規格だそうです。
この重みもある軸だけ使いたい!という人には、そんな好みのインクに入れ替えるという選択肢もあります。
個人的にはセラミックローラーのリフィルありきのOHTOだとは思いますが。
ということで、今日は僕のイチオシのOHTO(オート)水性ボールペンを紹介しました。
それでは!
<了>