サンプラーが大好きです〜AKAI MPCシリーズの2台を紹介
こんにちは、makoto です。
僕は「サンプラー(Sampler)」という音楽機材=楽器が大好きです。
今日はそんなサンプラーという音楽機材のなかで、AKAIのMPCシリーズという機材の話を少しだけ書きます。
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「サンプラー」って何?
簡単に「サンプラー」を説明しておくと、
何かしら既存の音を取り込み、
その音を任意の形に編集・加工して、
再生・出力する電子音楽機材のことです。
ちなみに、音を取り込むことを「サンプリング」
取り込んだ音を「サンプル」といいます。
だいぶ前にローランド(ROLAND)という日本の誇る楽器メーカーの定番サンプラー
SP404のことをnoteに何本か書いています。
そのうちの最初の書いたのがこちら。
今日の主題は、日本が生み出したもう1つのサンプラーの名機AKAI MPCシリーズの話でした。
MPCはMusic Production Controllerの略で、サンプリングという手法を使って音楽制作をするためのワークステーションとして発売されています。
これ1台があれば、もちろんジャンルによる得手不得手はありますが、音楽が制作出来るのです。
AKAIというのは日本語っぽいですが、その通り赤井電機というのが前身の日本の会社が産んだブランドでした。
ですが、紆余曲折があり現在はアメリカの会社になっていますが、
先のローランドのSP404といい、AKAIのMPCといい、一時期の日本の電子楽器は世界で高く評価されていたんですね。
ちなみにローランドが発売したTR-808をはじめとするリズムマシンも世界では定番機材として認知されていて素晴らしいことですね。
(ピコ太郎のPPAPのトラックTR-808で制作されていて、みんなが知っている音として復活しました)
余談になりました。
そのAKAIブランドからMPCの冠のつく機材はたくさん出ていますが、我々アマチュアの一般人でも手の出るレベルの入門機にMPC1000というのがあり、僕が持っているMPCシリーズの1台です。
こちらの機材ですね。
持ってみると結構ずっしりしていて重みがあるんです。
MPC1000は青いボディカラーに茶色のサイドパネルのモデルが最初に発売されたのですが、これは2005年に発売されたBK-Nという新しいカラーリングのモデルです。
2005年といえば、ローランドのSP404も同じ年に発売されていたんですね。
手に入れたのは2012年とかそれくらいじゃなかったかな。。
最初に買ったのはSP404で、単純に安かったからなんですが、SP404がエフェクトが充実している代わりにサンプルの加工・編集などがすごくアバウトなので、ビートをジャストタイミングにチョップする(切り刻む)ことが難しくて、そのアバウトさが少しよじれた「味」になるんですが、
一方MPCはサンプルの波形を見て編集出来るので、しっかり作り込めるとあって少し高かったですが、頑張って手に入れた記憶があります。
MPC1000は右側にスイッチが配置されているんですが、このスイッチが接触不良になることが多い機材で、
僕のも一昨年辺りから、旧に真ん中あたりの大きめのホイルの下にある上下左右の矢印のスイッチが接触悪く反応しなくなってきて困ってました。
海外の方のブログ記事や動画で、タクトスイッチの交換方法などもアップされているので、Ali-Expressでタクトスイッチは入手してあるのですが、半田付けしないといけないので、一歩間違うと完全にやっちゃうため、自分の電子工作の未熟さに恐れをなしてまだ修理には手を出せていません。
もうこのMPC1000とその上位の第一世代のMPCスタンドアロン機材は今は生産終了しているので、買い直そうにも中古品しかないので、遅かれ早かれ使い続けるためにはスイッチ交換に手を出さない訳にはいかないんですが。
そんなMPC1000の不具合を2年近く放置していて、
あーやっぱりスタンドアロンのサンプラーMPCでトラック作りたい!
と、最近手に入れたのがMPC ONEという最新モデルです。
そういえば、このMPC ONEはアメリカ人なのか。
MPC1000となんとなくパッドやスイッチの配置が似ていますね。
というか似せているのか。
MPC ONEは2020年に発売開始しているので、まだ出たばかりといってもいい機材です。
アメリカの機材メーカーとしてのAKAI Professionalは一時期、DAWベースの音楽制作の風潮に乗って、MPC Softwareというソフトウェアとコントローラーの組み合わせに走っていたのですが、
ソフトウェア+コントローラーの世界には、Native Instruments社にMaschineという巨人がいます。
今さらMaschineに戦って勝とうというのは少々分が悪い。
そして、世間がAKAIのMPCシリーズに求めているのは、
スタンドアロン機材としてのかつてのMPCシリーズです。
迷走していた(って勝手に言うな!笑)AKAIは2017年に、
「やっぱりスタンドアロン機材やな!過去の遺産をしっかり見直して作ったで!」
とフラグシップモデルのMPC-X(当時258,000円、たけぇ!)、よりコンパクトで安価がMPC LIVEを発表しています。
そして、MPC LIVEシリーズよりさらにエントリーモデルとして出た後続モデルがMPC ONEです。
安物買いの僕としてはMPC ONEは魅力でした。
正直、下手にMPC1000の操作感とか手順を知っているだけに、似ているようでビミョーに違うワークフローにかなり手こずっています。
あれ?これってどうするんだっけ?と。
それでもスタンドアロン機材はやっぱいい!
PC(Mac)に接続しなくても、これだけ起動してサクッとビートが作れるのがとても素敵です。
おっと、少し長くなりすぎました。
どうしてサンプラーが好きなのか?とか本質的な事も書いておきたいのですが、それはまた別のnoteとして書きたいと思います。
なんだか、今日はMPCシリーズで持ってる機材2台をぼんやりと紹介しただけになってしまいました。
それでは!
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