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ミノマイシンという抗生物質を常用しています

ミノマイシン、一般名:ミノサイクリン塩酸塩
ミノサイクリンは、広域スペクトル性のテトラサイクリン系抗生物質であり、静菌性の抗菌薬に分類される。テトラサイクリン系としては脂溶性が高く、組織移行性が良好で生体内半減期も長い。経口摂取時の生物学的利用能が100%に近い。

Wikipedia抜粋

うむ、何を言ってるのかほとんど理解できない。

僕はこの抗生物質をかれこれ10年以上処方してもらって服用している。

40歳を過ぎた頃から、頭皮(特につむじとうなじの生え際あたり)に赤い湿疹が出るようになり、放っておくと膿んでくる。

皮膚科にかかったところ、
「ははん、これは脂漏性湿疹ですね、お薬処方しておきますね」
そう言って処方された飲み薬がミノマイシンとビタミン剤、塗り薬がゲンタシン軟膏とディフェリンゲル。

僕は30過ぎた辺りから風邪で病院にかかった時によく処方される抗生物質のクラビット錠で突然薬疹が出るようになった。
ある日会社で仕事をしていたところ、ちょっと風邪がひどくなりそうな感じがしたので医者行ってきます、とオフィス近所のクリニックへ行き、いつも処方してもらっていたクラビット錠をその日も出してもらった。
昼休みだったので、昼食後に1錠飲んで下さいね、と言われて服用したところ全身から湿疹が出てきて息苦しくなってきた。
これはヤバいと病院に戻ったところ、アレルギー反応を抑える注射をしてもらいことなきを得た。

そんなことが自宅でも起きたので、それ以降ニューキノロン系の抗生剤は処方しないようにしてもらっている。
(それ以来、風邪では病院に行かなくなった)

そんなことがあったので、ミノマイシンは抗生物質と聞いて
「ニューキノロン系の抗生物質で薬疹出るんですが大丈夫ですか?」
と訊ねたところ、これは違う系統なので大丈夫だという。

ミノマイシンを数日続けて飲んでいると湿疹は収まる。
しかし、またしばらくすると湿疹が出てきて、また薬をしばらく飲む。
するとまた収まる。
そんなことをずっと繰り返していた。

そして、気がついた時には頭皮には湿疹が出なくなった代わりに、顎に湿疹が出るようになった。
これも基本的には同じだから、酷いようだとミノマイシンとビタミン剤を飲んで、塗り薬も塗って下さい、と同じ薬を処方された。

通っていた会社近所の皮膚科が少し離れた駅に移転することになり、自宅近所の皮膚科に変えた。

新しい皮膚科で初診時に、以前はこんな薬を処方されていたんですけど、と伝えたところ、やはり診断結果は同じらしくビタミン剤がジェネリックの違うものになったが、他はミノマイシンも塗り薬として処方される薬も同じだった。
ただし、このおじいさん先生は慎重で、
「ミノマイシンは抗生物質だからあまり続けて服用しないようにして、症状が収まったらビタミン剤だけにするように」
といつも注意してくれる。

それから5年。
今では2週間分処方してもらったミノマイシンは3ヶ月くらいは保つようになった。
それでも何かの拍子にあごに赤い湿疹が出て、放っておくとつぶれる。
まるでにきびかおできみたいだが、ミノマイシンを2日ほど飲むと収まってくる。
なので、ミノマイシンは手放せない。

脂漏性湿疹って完治しないのか?と思って調べたが、やはり根気よく付き合わないといけないらしい。

今回、はじめてミノマイシンについてちゃんと調べてみたが(冒頭のWikiはじめ、薬剤関係のブログなどのネット記事)、やっぱり抗生物質なので、人によっては副作用はかなり強めに出るようだし、続けて服用するのはよくないらしい。

これからもずっと飲まないといけないのだろうか。
体質改善でなんとかなるのか、ストレスのない仕事、もしくは仕事をすっぱり辞める?と治ったりするのだろうか。
皮膚疾患は割とメンタル的なことも作用したりするというから。

それにしても困ったものだ。

<了>



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