Marc Rebilletを激推しします!
Marc Rebilletというアーティストをご存知ですか?
恥ずかしながら僕は最近まで知りませんでした。
つい先日、「そういえば最近 Flying Lotusどうしてんだろ?」とYoutubeを観ていたらこの動画に当たりました。
3年前の動画ですが、Flying LotusとReggie Wattsとあともう1人、知らないお兄さんがセッションしています。
Flying Lotusはジョン・コルトレーンとアリス・コルトレーンの血筋を引くLA界隈のElectronicミュージックの重鎮。Brainfeederを主宰者であり、彼が出てきてからLAビート・ミュージックシーンが注目されるようになりました。
Reggie Wattsはコメディアンでありながら、ビートボクサーでありミュージシャンであり、ループマシンとキーボードと声だけで即興音楽を作っちゃうすごいおっちゃんです。
この2人を相手に互角にやってんだから、それなりに有名なアーティストなんだろうが見たことがない。
なんだか優男風で、少し若き日の布施明を彷彿とさせるルックスながら、ボストン眼鏡がアクセントになっている。
Marc Rebilletていうらしい。
フランス系アメリカ人なのかな?
どうやら音楽系人気Youtuberらしい。
彼のチャンネルを観てみたら、これがもうぶっ飛んだ。
ルックスに似合わず江頭2:50と見紛うくらい、すぐにパンイチになってしまい、FXXXの4文字連発でもうクレージーの一言。
しかし、音楽的にも素晴らしくて、M-AUDIOのMIDIキーボードとラップトップ、マイク1本とルーパーだけでヒップホップ、トラップ、ハウス、ファンクまで目まぐるしく即興でビートを生み出しながら、シャウトしたり朗々と歌い上げたり。
これはかなりクセ強だなぁと4−5分も観ていたらもうMarc Rebilletワールドにズッポリハマってます。
電気音楽バンスキングとでもいうべきか、ストリートでのパフォーマンス経験が長いのか、通行人の足を止めさせて、客を乗せるのは任せとけって感じが清々しい。
それが、年配でも若者でもお子様でも、人種に関係なくみんな最後はノリノリになってしまう。
おそらく、即興で歌われる歌詞はくだらないバカバカしいものなんでしょうが、それもまた面白いんだろうな。
パフォーマンスは1時間半以上の尺の動画が多いですが、ショート動画も結構あるので、そちらから見てもらうといいかもしれません。
クラブミュージック好きであれば絶対気に入るはず。
これからきっと日本のフェスにもやって来て人気が出ると思いますが、洋楽みんな聴かないからなぁ。。
<了>