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丸井グループが変革していく上での土台
こんにちは!丸井グループ DX推進室のいとうです!
この記事は、丸井グループ・marui unite ・Mutureの有志メンバーによるアドベントカレンダーの7日目の記事になります。
前回のnote発信が1年前のアドベントカレンダーというていたらくぶりなのですが…この1年いろんなことがあったなぁと(時の流れの速さ恐ろしい)
なかでも一番の出来事と言えば………そう!marui uniteの設立ですよね!!
marui unite設立
marui uniteは、好きとデジタルの力を活かし、高速で社会実験を繰り返しながら新しい体験を創出する丸井グループの新会社です。
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設立への想いは山根さんがたっぷり語っておりますので、そちらのnoteもぜひご覧くださいませ~
変革への受容度
私自身はmarui uniteメンバーではないのですが、丸井グループ DX推進室という立場で構想段階から少し関わらせて頂いておりました。
marui unite設立までを振り返った時に思ったのが、変革への受容度の高さです。
丸井グループは創業から90年以上が経ち、社員数的に大企業に分類され、
巷ではJTC的な企業と捉えられがちな属性を多く持っていると思います。
ただ、経営理念にある「お客さまのお役に立つために進化し続ける」という文言の通り、より良いサービス・プロダクトをお客さまに届けるためには社内の環境をがらっと変えていくことも厭わない柔軟性を持っています。
ちょっと脱線しますが…いち社員として、時々その変わりように驚くこともあります。
私は新入社員の時、新宿マルイ本館の1階で傘・マフラーなどの婦人雑貨の販売をしていたのですが、その場所は現在Apple Store 新宿として、性別・国籍関係なく様々なお客さまが集う場所となり賑わいを創出しています。
婦人雑貨の販売から、Apple製品を通じた体験を提供する場に変われたのも、先に述べた経営理念に則り、小売事業におけるビジネスモデルを大きく変革していった結果です。
marui uniteの設立に向けた準備が正式にスタートしたのは23年10月でしたので、約1年でのローンチでした。
大企業ならではの乗り越えなければならないことが膨大にありつつも、
この期間で実現できたのは「お客さまのお役に立つために進化し続ける」が私たち丸井グループ社員の中の根底にあり、変革することの受容度が高かったからなのかなと。
1人目・2人目の踊りの練度を上げる
また、振り返っているの中でふと頭に出てきたのが「2人目に踊る人」の動画です。
1人目が起こしたアクションに対して、それを否定するのではなく、2人目が受容しさらに仲間を増やしていく。
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最近思っているのが、組織全体を変革させるムーブメントには1人目・2人目のあとに続く「3人目に踊る人」を如何に戦略的に作っていくかが重要なのではないかと。
marui uniteの話から逸れてDX推進室の話になるのですが…
DX推進室は丸井グループに属しており、DX推進室単体で完結できる取り組みは少ないです。
取り組みを推進するには各事業会社・各部署と連携が必要になるのですが……その際「一緒に踊りたくなる」ようなアプローチを心掛けています。
ただし、DX推進室が1人でやみくもに踊っているのではなく、
隣で一緒に踊ったり・踊り方を教えてくれているのがMutureという存在です。
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Mutureが、ある時は1人目として、ある時は2人目として楽し気に踊りながら、3人目に踊ってほしいなぁと思う人を誘っていく。
Muture・DX推進室の踊りの練度が高まっていくことで、より大規模で複雑なフォーメーションの踊り(≒組織全体の変革)にもチャレンジできるようになるのではないかと信じています。
marui uniteにおいても、設立準備から携わられているおもやんさん達・Mutureでの踊りの練度を高めていった結果、3人目となる設立に携わる丸井グループ社員がどんどん加わってくれたのではと思います。
さいごに
徒然なるままにこのnoteを書いてきましたが、DX推進室ができた約2年前と比べますと、すでに多くの場面で変革が起きはじめているなと実感しています。
marui unite設立はその変革の第一歩目であり土台となりますが、
二歩目・三歩目とあゆみを進めていきたいと思います。
材料は揃ってきているので、あとは料理するだけ。頑張っていこ!