真琴
8月に入ったけれど、なかなか状況は変わらない。 変わったことといえば、ようやく梅雨が明けたことくらいだろうか。部屋の窓から見えるのが爽やかな夏空になったのは、大分気持ちを救ってくれる。 コロナの影響で、相変わらず元いたエンタメ業界は大打撃からまだまだ立ち直れないでいる。 オンラインライブの開催など、「新しい生活様式」になんとか対応しようとはしているものの、生のライブや舞台を開催しづらい今の状況では、正直しばらく先まで苦しいだろう。 退職後に知人の紹介で受けたコンサート制作
昨夜、友人と4人でメッセージのやりとりをしていて、お盆休みに何をして過ごすのか、という話題になった。 そして、そのうちの2人が 「11連休なのに予定が全然なくて人間としてダメになる予感しかない…」 「私は10連休+4日。ダメ人間になるしかないのか…」 と。 11連休や14日間のお休みに予定がないとダメ人間になるのであれば、3月に退職して以降、ほぼステイホーム、コロナ禍で転職活動もままならずほとんど予定のない私は、とうの昔にダメ人間である。 彼女たちとは20年来の付き合いで、
書類選考不通過とのエージェントからの連絡。 職務経験について、 「意見が割れたそうですが、特定領域に強みがあり(=特定領域に特化しており)、企業側の求めるポジションとの親和性の観点から、残念ながらお見送りとなりました」 とのこと。 私の場合、書類選考が通らなかったときに伝えられるのは大体今回と同じである。興味は持ってもらえるようだけれど、なかなかハードルが高い。 これまでの職務経験も一部活かせるものの、あえて少しずれたポジションにトライしたいと思って応募しているので仕方ない
今日は、某社とオンライン面談。 4月に入って以降に行われた企業との面接や面談は、現状すべてオンライン。対面・オンラインの両方を経験して、やはりそれぞれメリット・デメリットがあると感じる。 【メリット】 ・面接を受けに行く費用と時間が節約できる 特に退職してからの転職活動の場合、大きい額ではないとはいえ、交通費や時間調整などでつい立ち寄ってしまうカフェ代がかからないのは、1つ大きなメリットかもしれない。 時間に関しては、もっとアグレッシブに並行して何社も受けている状況であれば
日曜日、国家資格の検定試験を受験した。 合否はさておき、翌日には解答が発表され、正式な結果通知がある9月までの間、心の隅に引っかかった状態で過ごさないで済むのは大変ありがたい。 さっそく自己採点してみると、無事合格。ひとまずほっとした。 この試験には、前職の仕事内容に関わる内容のほかに触れたことのない分野も含まれていて、在職中から興味はあったけれど手をつけられていないままだった。 受験を決めたのは、後学のためももちろんあるけれど、一番は「資格がとれれば、多少は転職活動にプラ
とても悲しいニュースを知った。 三浦春馬さんの訃報。 今から約半年前、まだ前職を退職していなかったころ、人間関係からくる極度のストレスで眠れない時期があった。 無音の真っ暗な部屋にいると、思い出したくないことがぐるぐると頭を巡って、1人ベッドの中で震えていた。 音と光があれば、少しは気が紛れるかもしれない。 そう思って試したのが、三浦春馬さんが番組MCを務めていた番組「世界はほしいモノにあふれてる」を流したまま眠る、という方法だった。 初めて見て以来、毎週録画して、何度
昨夜、中学時代の友人から10年ぶりくらいに電話があった。 親の仕事の関係で海外に住んでいた中学時代、短い期間ではあったけれど、現地の同じ学校で過ごした仲間だ。 電話の向こうからは、ザァ、という雨の音。 曰く、毎年友人(彼もまた同じ中学の友人だ)と男2人でこの時期にキャンプに行くのが恒例行事らしく、電話越しでも分かる大雨の中、今年も決行したらしい。 彼からmessengerで連絡があったのがつい数日前のこと。 (このやりとり自体10年ぶりくらいだ) 話の流れで前職を辞めたこ
エンタメ業界にいた割に、「テレビ大好き」な訳でもなく、何ならテレビがなくても生きていけるけれど、いくつかほぼ毎週見ている番組がある。 その内の2つが、「カンブリア宮殿」と「アナザースカイ」。 共通しているのは、人の人生を垣間見られるということ。 「どういう考え方をする人なのか」 に興味がある私にとって、今後もまずもって接点がないであろう人たちのそれまでを知ることができるのは、とても面白い。 「苦労なくして成功なし」、まさにそれを体現しているのが登場している経営者の方であり
私が今住んでいるのは、オフィスビルの多い街。 日曜品の買い出しで外に出ると、サラリーマンやOLさんと沢山遭遇した。 会社に勤めていたころ、平日に有休をもらって出かけたときも同じ景色だったはずだけれど、無職の今はなんとなく違って見える。 みんな働いてるんだなあ、と当たり前のことをしみじみと思う。 こうしてパソコンをうっている部屋の窓からは、だんだん暗くなってきた今も、まだ煌々と明かりがついているビルの窓が見えて、なんだか「お疲れさまです」と言いたくなった。
エージェントから、応募していた企業の書類選考不通過との連絡。 応募直後に求人自体がクローズになり、選考云々以前の段階で見送りになってしまったとのこと。 ご縁が元々なかったのだろう。こればかりはタイミングだから仕方ない、次!と自分に言い聞かせつつも、若干テンションが下がるのは否めない。 転職活動をしていると、新卒の就職活動のことをたまに思い出す。 最終面接まで進んだ2社の両方から内定が出ず、それでもどうしても希望の業界以外考えられなかった私は、就職留年という道を選んだ。 あ
先週から立て続けに新しいエージェントとの面談を入れている。 今日初めてオンライン面談をした担当の方は、幸い信頼できそうな方で、なんだかほっとした。 考えてみると、私の場合、人との関わり方で「信頼感」が1つの大きなキーワードになっているような気がする。 もちろん、一緒にいて楽しい人は魅力的だけれど、人として信頼できると思えるのなら、他は大した問題ではないかもしれない。 元々そんなに人付き合いが器用でない私は、「浅く広い」付き合い方が苦手で、そんな私が信頼できる友人に恵まれた
これまで前職についてあえて書かなかったけれど、元々いたのはエンターテインメント業界。ゆるっとした業界の会社の中で、契約や権利を扱うお堅めの仕事をしていた。 まだまだ学ぶことは沢山あったし、仕事をする中で新しい経験がなかった訳ではない。それでも、どうしても自分の中でルーティーン化してしまっている感覚がぬぐい切れず、エンターテインメントという「好きなもの」を仕事にして変わらず仕事に愛情はあったけれど、物足りなさを感じていた。 「新しいことに触れて、新しい世界が見たい」 という
前職ではここ数年、もう辞めようかな、と思っていた。 自己肯定感が削られていって、その会社で働いている自分のことも嫌いになっていって。仕事自体に変わらず愛情はあったけれど、どうしてもモチベーションが保てなくなった。 今となっては、もっと早く退職の決断をすべきだったかな、と思う。 でも、私にとって仕事を続ける一番の理由になっていた存在がいた。 今日はその人の誕生日で、日付が変わってお祝いのLINEを送ったら、すぐに返事が返ってきた。 「こうやって祝ってもらえて、自分は本当に幸
予定変更で転職先が決まる前に退職をしたけれど、本当は転職先が決まってから退職するつもりだった。 転職活動自体は約1年前からしていた。 ありがたいことに、転職エージェントからアプローチをいただくことは多い。全てのエージェントとやりとりはできないけれど、転職活動を始めて以降、10社強と対面や電話で面談をした。 それだけ面談をしたのは、求人の紹介はもちろんだけれど、どちらかというと、これまで沢山の転職者と接してきたエージェントと話をして、自分1人では得られない新しい気づきが欲しい
昨日は認定日だったので、久しぶりのハローワークへ。 給付制限期間が終了してようやく失業手当がもらえることになり、やはり少し安心する。 前職の時、給与面での不満はなかった。それに元々ブランド物や高いものが欲しいタイプでもないので、普段の買い物や食事、友達と遊ぶとき、それほどお金を使うことに対して考えることはなかった。 しかし、退職して自分で住民税だの保険料だのを払うようになり、以前は自動的にお給料から差し引かれて意識していなかったお金の出を、リアルに実感するようになった。 ち
「これまでずっと〇〇社で長年やってこられて、転職されなかったのはどういう想いからですか?」 退職後に受けた1社目の面接でされた質問。 「今時珍しいですよね。ここまできれいな履歴書は初めて見ましたよ」とも。 ベンチャー企業だからか、恐らくその会社では何社か経験して入社する人が普通なのだと思う。 特にその会社は前職の会社とも取引があり、少なからず前職のハードさも想像できたであろうその面接官の方からすると、新卒で入社し十数年ずっと1社でやってきた私は物珍しかったのかもしれない。