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2022年3月14日(月)5つの演奏動画をYouTubeにアップした日

YOUTUBE始めました。風間真チャンネルはこちら→ https://www.youtube.com/channel/UCSi6XBJoaK2pzgJ_hO0qtXw

恥ずかしいギター独奏💦とうとう出してしまった💦

3月6日の記事で、自分のギター独奏を録画したことを、お話ししました。実は恥ずかしかったんです💦思いっきり💦理由は明快で、二つあります。あまりに歳をとった自分の顔がネット上にさらされるなど、そりゃあ恥ずかしいです。いつのまにこんな歳をとってしまったんだろうと💦

まあ、よく考えると、バンドのメンバーたちからは「先生、自分の歳、忘れてるよ(笑)」とか「家帰って、鏡見てみれば(笑)」とか言われていました、確かに(笑)。でも言われていた当時は気にしてませんでした(笑)。それがそもそもの間違いだったみたいですね💦ああ、とうとう私もこんなに・・・

もう一つの理由は、ギターの演奏が、傷だらけで恥ずかしいってことです。録画ですから、そりゃあ何度でも録り直せます。ですが、6分の曲、たった一人で最初から最後まで弾き続けるって、やったことのある人には判ると思いますが、1音も間違えずに弾くなんて、結構至難の技です💦それを何回も続けられるような体力、もうないんです。

なんか幼稚な言い訳をしてますね💦言い訳していること自体が恥ずかしいですね💦、結局、私はその程度の演奏者ってことですね。改めて自分のレベルの低さに呆れます。でもまあ、私はその程度ですからどうにもなりません。結局この動画の演奏が、今の私にとっての精一杯なんです。

でもせっかく出した動画ですから、ギターという楽器の特性とか構造とか、弦とかピックなどの裏話を、記事にしたいと思っています。

5つの演奏動画の内容

出した動画は5つです。内容をご紹介させてください。

1 「水浸しの憂鬱」                風間真作曲・アコースティックギター独奏曲

上記の「恥ずかしい動画」になってしまった私の作品です。15年ほど前でしょうか、いろんな事が思うようにいかなくて、感傷的になっている時に、アコギを弾いていて割と自然にできてしまったのがこの曲の主題部分です。その主題を肉付けしたり展開したりして、作りました。

「水浸し」というのは、「泣き濡れた」様子でもあり「悲しい日に雨に打たれている様子」でもあります。英題の「Melancholy in the Rain」とは、後者の情景です。悲しい時ってなんか雨に打たれてみたくなったりしますよね。そういう気持ちを表現するのに、アコギはあっていると思います。

2「ヴィブラフォンとジャズオーケストラのための協奏曲」風間真作曲・独奏:竹泉晴菜

世の中には天才っているんです。数は極端に少ないけど確実にいるんです。私は作曲の師匠に「君は明らかに天才ではない!」と言い切られてしまいました💦だから天才に出会ったときには感じます。自分には到底理解できない領域にいる生物だと。竹泉晴菜も、そんな存在です。

彼女と出会い「この子のための曲を作りたい」と思いました。この子の才能を最大限に引き出す曲にしたいと思い自然と力が入りました。当時の自分にできる作曲技法の全てを注ぎ込みました。そうしてできたのがこの曲です。

ヴィブラフォンは金属の音板が鳴り、冷たく澄んだ音がします。極地で見られるオーロラのような、透明で美しい音楽にしようと思いました。竹泉晴菜は見事な演奏でそれに応えてくれました。晴菜は今N響の打楽器奏者です。毎週日曜の夜、NHK教育のN響番組で、いつも晴菜の姿を探しています(笑)。

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3 素直になれなくて

Chicagoのヒット曲です。元々うちのバンドChicagoprojectは、Chicagoの曲を演奏したくて結成したバンドなので、結成当初は殆どChicagoの曲ばかりやっていました。この曲は結成当初はやっていませんでした。というか、おいそれとはできない曲だったんです。

だってあのコーラスワーク、難しくって出来ないですよ、あれ💦2007年のこの時期、ようやくそれができるメンバーが揃ったので、やっとこの曲が出来るようになり、嬉しかったです。

4 The Dream Within

映画、ファイナルファンタジーのエンディングテーマです。殆ど世界初の、フルCGで描かれたアニメ映画でした。人物の表情とか恐ろしく細かく表現できていて、私はこの映画を見て、近い将来、俳優など必要なくなる時代が来るのではないかと思ってしまいました。

深遠なテーマが描かれた素晴らしい映画です。音楽はBGMも主題歌も素晴らしく、この主題歌、うちのバンドでやりたい!と思いましたが、前述の「素直になれなくて」同様、難しくて二の足を踏んでいました。2008年、ようやくこれをやれるだけのメンバーが揃い、挑戦しました。

世間的にヒットした曲ではないように思いますが、この歌の美しさは、それはそれは例えようのない幻想性を帯びています。映画の最後のシーンの、美しい雪山を、鳥が鳴きながら飛んで行くシーンが思い浮かびます。

5 A Whole New World

これは誰もが知っている曲ですね👆なので説明しません(笑)。

今日アップした5曲。皆さんに楽しんでいただけると嬉しいです。

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