滅びの予兆　１９

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文明は必ず滅ぶ、というか、文明は必ず他の誰かに滅ぼされる

改めて考えてみましょう。地球上には、今までに幾多の文明が発生し、繁栄しました。そしてそれらの文明は、必ず他の誰か、他の民族や他の国々によって滅ぼされてきたんです。必ずです。例外はありません。強いて例外をあげるとすれば、日本です。

日本は、天照大神を始祖とする天皇制を国の頂点として運営されています。有史以来、国内の争いはあったものの、国内の、あるいは国外の誰かによって、この天皇制が滅ぼされた事はありません。第２次大戦の敗戦国となったあの時でさえ、天皇制がなくなることはなかったのです。

日本が有史以来の文明が滅ばなかった唯一の例外・・・というお話は、また別の機会にお話ししたいと思います。今は「滅びの予兆」として、地球上でいったい何が起きているか、という事を掘り下げてみたいと思うのです。

人間という生き物は、一人だと寂しいので、集まりたがります。集まって、集落ができ、国ができます。指導者ができ、仕事の役割を分担し、国が発展すると指導者は大きな力を持つようになります。人間、大きな力を持つと、それを使って、他国を侵略し、植民地にするようになります。

その過程では、戦いが行われます。戦いは恐くて逃げ出したくなりますが、その反面、一度殺戮の楽しみを覚えてしまうと、それをし続けないと楽しくないので、殺戮を繰り返すようになります。この過程で「他国を滅ぼす」という現象が起きます。

人間の性格、行動パターンは、２面性があります。慈愛に満ち、思いやりの心で自分以外の人を大切にする、という１面と、他人を殺し、あるいは他国が滅びるまで殺戮を続ける１面が、同じ人間の中に同居しています。人間はそういう生き物です。

だから人間が人間である限り、というか、人間らしく生きる、という事は、殺戮を繰り返して他国を侵略しまくる、という事になると思います。考えてみれば「力による現状変更を許さない」などと言っている現在の国際社会は、極めて不自然です。まるで人間が人間であることを否定するかのような論理です。

そう考えると、プーチン大統領・・・赤の女王が「首を跳ねよっ！」と言うように、ブラウンシュバイク侯爵が「下賤の者どもを皆殺しにしろっ！」と言うように殺戮しまくっています。これは確かに許せない行為と思いますが、ある意味では「権力を持った指導者が大変人間らしい行動をしている」とも言えるのではないでしょうか。

国家元首は何が欲しいのか・・・それは「奴隷」

結局は、本当の事を言うと、元首は、というか、国家の指導者になって権力をふるえるようになった人間は、というか、元首でなくても組織のリーダーになった者は、欲しいのは、自分の意見を言わずに、思い通りに動く手下です。言い換えると「奴隷」が欲しいんだと思います。

そして自分の奴隷が、つまり意見を言わずに自分に従うはずの人間が、自分に意見を言ったり反抗したりすると、それは絶対に許せない事です。「奴隷が私に逆らうだと？殺せっ！」って、なりますよね。

ウクライナは、長い間ロシアの奴隷でした。それがソ連の崩壊で、独立国となり、ロシアの支配から逃れたんです。つまり、奴隷が自分の意見を言って、領主に反抗して独立したんです。プーチン大統領にとってウクライナは、自分に逆らった奴隷なんです。そりゃあ殺したくなります。

そもそもロシアって国は、ソ連時代からずっとそうですが、一部の特権階級だけが甘い汁を吸い、殆どの国民は、奴隷労働に等しい苦難を味あわされてきた国です。ソ連時代から、ロシアの一般国民には、夢も希望もなく、ただ灰色の人生が待っているだけ、なのだそうです。これは最近のロシア国民自身の告白です。

そして一部の特権階級の者共だけは、国民の労働による富と、想像を絶する汚職によって至福を肥やし、贅沢三昧の暮らしをする、という国です。特権階級は、さらなる力を持ちたいので、たいして金持ちの国でもないくせに、軍事費を捻出して軍備を増強し、核兵器だけはたくさん作って、唯一の真の超大国、アメリカに対抗意識を燃やしているんです。

そして、自分が、自分たちだけが、更に贅沢を極めるために、奴隷であったはずのウクライナに侵攻し、以前のようにロシアの奴隷になることを求めたのだと思います。

ところがウクライナの想定外の反抗に遭い、苦戦、というより、敗色濃厚の消耗戦を強いられているのが、今のロシアの、プーチン大統領の実情です。さぞかし気に入らないだろうと思います。なんせ奴隷としか思っていなかった連中が、自分の軍隊を殺戮しまくっているんです。もうこうなると、絶対に許せませんね。何が何でも「下賤の者どもを皆殺しにしろっ！」ですね💦

今は２１世紀に入って２０年以上経過しました。もう、人を奴隷扱いできるような時代ぢゃないんです。結果としてプーチン大統領は、全ての西側諸国からそっぽを向かれ、西側諸国は結託して「今だッ！、今こそ、プーチンを葬り去る千載一遇のチャンスっ！」とばかりに、ロシアを滅ぼしにかかっています（悪魔の笑みを浮かべているのは西側諸国の元首連中ですね(笑)）

今日の「水浸しの憂鬱」ギター独奏曲　再生回数

「水浸しの憂鬱」は私の作品で、アコースティックギター独奏曲です。自分で弾きました。YouTubeに演奏動画を載せていますので、ご興味のある方はご視聴してみてくださいませ。ギターは基本独学ですが、高校生の頃、荘村清志先生の公開レッスンを受けたことが一度だけあります。

演奏には傷、つまり間違いというか、思ったような音が出なかった部分が、たくさんあります💦それは恥ずかしいのですが、それでも聴いてくれる人たちにお伝えしたい事は、この演奏でかなり出せたと思いますので、どうか、試しにご視聴してみてくださいませ(^_-)-☆

どうやって弾いているのか判りやすくするため、左手側にカメラを設置し、かなりのアップで撮影していますが、ある友人に「どうやって弾いてるのか判らない」と言われ、少々ショックでした。よく見ると、確かにあの角度では、左手がどう動いているかの細かい部分が、見えづらいかもです💦ゴメンナサイ💦

ちなみに今日の再生回数は、１４９回です。すでに多くの方々に聴いていただけて、嬉しいです。

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