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警告! この記事を読んではいけない17「本当の事、言っていいですか?」「環境破壊の問題」

前回の続きです。 前回は「増えすぎだよ、人間」という「本当の事」を、言ってしまいました。 この記事では、ここ10年ほど、毎日のように新聞、テレビ等で取り沙汰されている「環境破壊」の事について、お話ししたいと思います。 最終的に「増えすぎだよ、人間」に繋がる、超危険な記事の、

科学的前提と申しましょうか、そういう内容になります。 大きく言えば、「環境破壊の問題」ですから、それの科学的前提というか、根拠というか、そういう話題だけお話しする分には、何ら危険性はないと思います。 ただの科学者先生の受け売りになりますから。

しかしその根本的原因が「増えすぎた人間」にあるとしたらどうでしょうか? そうなると「人間を減らさない限り、環境破壊の問題は解決しない」という事になり「では、誰にいなくなってもらうことになるのでしょう?」というお話に発展するとしたらどうでしょうか?

さらに「いなくなってもらうには、どんな手段をとればよいのでしょう?」という具体的話題にまでなった時には、このお話は、あまり多くの人々に、読まれないほうが良いのではないのか? などとも考えるほど、危険なお話になると思います。

もっとも最近私は「人間を減らす必要性」について疑問を持ち始めました。 「人間を減らすのではなく、別の方法を考えよう」などという、人間の命を重んじるかのような考えではありません。 「人間を減らしても無駄なんじゃないか、とか、今更人間を減らしても、すでに手遅れなんじゃないか?」という方向に、環境に対する自分自身の理解が進んできたのです。

「ん? 環境に対する理解が進むと、人間を減らしても環境破壊を止められないって事ですか?」 という質問が飛んできそうなので、お答えします。 その通りです。 人間を、一気に57億人ほど減らしたとしても、環境破壊が止まらない可能性が高いです。

ああ、とうとう言ってしまいました。 具体的な数字。 57億人て。 これ、何の数字か判りますか? 私の「警告!この記事を読んではいけない」と警告したにも拘わらず、読んでしまっている人ならば、きっと気づいているでしょう。 しかしその真相、恐ろしくて言えないでしょ? 私も自分で書いていて恐ろしいですもん。

ここまで書いちゃったから、はっきり言いましょう。 この数字、環境破壊を止めるため、現在の地球人口から、直ちにいなくなるべき人口の数字です。 根拠をお話ししましょうね。 地球の人口は、2020年現在、約77億5千万人。 ここ200年ほどの人口推移は次の通りです。

2019年 77億人                                       2011年 70億人                                 1998年 60億人                                         1987年 50億人                                    1974年 40億人                                       1961年 30億人                                     1927年 20億人                                      1802年 10億人     です。

57億人の数字の根拠、だんだん判ってきましたよね。 そう、環境問題が取り沙汰されるようになったのは、20世紀後半になってからです。 概数ではありますが、1961年が30億人、1927年が20億人でした。 つまり地球という惑星の適正人口、あるいは包含限界人口は、20億人程度なのだろうと推測できます。

人口が20億人程度ならば、おそらくは誰も、環境問題など口にしないでしょう。 実際1927年当時、環境問題、大気汚染、地球温暖化など、そんな単語さえありませんでした。 あったのかな?あったとしても、その時代、私はまだ生きてないので、判りません。

 地球温暖化などという問題も、起こっていない、あるいは、気付いた人も少なかったでしょう。 やはり問題なのは、人間の性癖、行動ではなく、その数です。 その証拠に今でもSLなど、「排気ガスが汚染物質だから世界から排除せよ!」などとは誰も言わないですよね。

今、「地球温暖化」という単語は、世界中を飛び回り、蝶よ花よの扱いを受ける、超売れっ子のアイドル的単語です(笑)。 そして世界の指導者たちは、こぞってこの単語を口にして、まるで自分が、地球の環境破壊を食い止めようと努力しているかのごとく振る舞っています(笑)。

確かに「地球温暖化」は大問題で、これがもたらす地球環境の変化は人類の存続そのものを危うくするでしょう。 しかし私は根本的な疑問を持ちます。 最も根本的な疑問は、「何とかして人類が存続できるようにしよう」とするその姿勢です。 何故人類が、存続しなければならないのでしょう。

別に絶滅したっていいんじゃないですか? 渚カヲル君も言ってたじゃないですか。 「この星での大量絶滅は珍しい事じゃない」って。 絶滅を食い止める必要ってあるんですか? 私は別に必要ないと思いますが。 だって、それが自然の摂理ならば、仕方ないじゃないですか。

そもそも地球の歴史の中で、大量絶滅は何度も繰り返されたことなんです。 そしてそれは、今のように、人間が大量にいたわけでもない時代にだって、起こっているんです。 だから大量絶滅は、人間が大量になったから起きていることとは違うような気がします。

確かに、大量の人間が排出する二酸化炭素の量は、未だかつてないほど膨大みたいです。 それに、地球の肺と呼ばれるアマゾン川周辺の森林地帯が急速に消滅している事とか、世界で山火事が頻発している事とか、それら全て、確かに酸素が減って、二酸化炭素が多くなり、結果として地球温暖化を加速させていることも事実でしょう。

だからと言って、まるで、立派な仕事に取り組んでいるかのような言い方で、「我が国こそ、二酸化炭素排出を減らすよう頑張っている!」などと言ったところで、地球温暖化が止まったり、進行が遅くなったりするのでしょうか? しないと思いますよ、全くと言っていいほどしないと思います。

何故なら、現在、地球温暖化を加速させている原因、少なくとも一番の要因は、おそらく二酸化炭素の増加じゃないと考えられるからです。 もし二酸化炭素の増加が原因で地球温暖化が加速しているなら、人間の殆どいなかった大昔にも、地球温暖化が起き、その後、寒冷期が来た理由が説明できないからです。

ここで一旦止まりますね。

二酸化炭素よりもっと恐ろしい何かがあるという訳ですが、それはともかく、まず将来訪れるかもしれない大量絶滅のお話しまで一旦戻りましょう。 私は「絶滅したっていいじゃないですか」と書きましたが、これも一旦、棚上げします。 もう少し、多くの人々と同じ感覚まで戻ろうと思います(笑)。

 自分が死んじゃうのは、イヤですよね。 だから、大量絶滅してほしくないですよね。 自分が住んでいる地球が温暖化することで、住めなくなっちゃうのなら、温暖化もいやですよね。 なら温暖化の原因とされている二酸化炭素も、減らせるもんなら減らしたいですよね。

 ほんの少しずつなら減らせますよ。 だからみんな、頑張って少しでも減らそうとしているんですよね。 はい、ここで「 二酸化炭素の排出を減らそうとする努力は必要」というところまで賛成するとしましょう。 ならば、どうしたら二酸化炭素の排出を減らせるか、私も考えることにします。

 ここで、前回記事の科学者の発表を思い出してみましょう。 「地球温暖化の原因は、人間の活動である」だとしたら、二酸化炭素の排出を減らすには、人間が活動を止めればいいのではないか、とも考えられますが、人間、生きている限り、と言うか、生きるためには、活動を止めるわけにはいきませんよね。 

 だって活動を止めた途端に、生きていけなくなっちゃうんですから。 ならばどうしたらいいんでしょうか。 今、全世界的な取り組みになっているように、自動車を電気自動車にするとか、燃料電池車にするとか、火力発電所のように、燃料を燃やす発電を減らして、太陽電池や水力や、潮汐力や、地熱などで発電するとか、でしょうか。

 そういう方法での二酸化炭素排出削減て、量的にはどのくらいの効果があるんでしょうか? というより、人間の活動が、割と無秩序に二酸化炭素を排出していても問題にならなかった、1920年代のレベルまで退行すれば、いいんだという事に気づきませんか?

 いや、きっとみんな気づいてはいるんだと思います。 気づいちゃいるんだけど「今更、1920年代のように、地球の全人口約20億人という人数に、人口を減らせないでしょ」という前提に立っちゃうから、「二酸化炭素の排出量じゃなくて、人を減らそう」という考え方に、なれないんだと思います。  

 そこまで減らすには、今、77億人いるんだから、どうやって57億人を減らすわけ? と言う質問が飛んできそうですね。ギレン・ザビなら、ここでコロニー落としでもするんでしょうか(笑)。 

 今日はここまでにしようと思います。 長い記事になってしまいましたし。 次回の記事は、ここからの続きです。 頭に天田南博士の言葉が飛び交います。 「増えすぎだよ、人間」

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