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ウクライナ侵攻に想うこと 3

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現地ウクライナの本当の姿は?

これが気になります。テレビを見ていますが、テレビに放映されている映像は一部であり、とてもウクライナの現状を正確に把握する事はできません。だから私のような遠方の輩は、現状を評論することなどとてもできません。正確な状況を把握できていないのですから。

現状の詳細は想像するしかありません。なので当事者であるウクライナと、ロシアの内部状況も、想像するしかありません。しかしテレビから、かなり正確に推測できる状況もあります。それは「世界中にテレビ放映される事を前提に制作された映像を見ると」です。

そういうわけで、バイデン大統領の姿や発言、岸田総理の姿や発言。これらは安全で平和な状況で、テレビ放映される事を前提に制作された「映像作品」ですから、彼らの思惑がどうなのかは、かなり推測できると思います。

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出番を待っている(らしい)アメリカ

何もする気がない日本

日米は、戦争が起こるといつも同じようなスタンスです。ちなみに戦争とは私自身が経験したワケではないのですが、小規模な「紛争」ではない、やや大規模な「戦争」と呼ぶべき状況を目の当たりにした事は、今回のウクライナ侵攻を含めて2回目です。

一つ目は湾岸戦争でした。あの頃はまだ私も若かったので(笑)、生まれて初めて見る「戦争」の光景に正直、大興奮しました。夜空に飛び交う、雨アラレのような砲弾、あれ、光って見えているのは曳光弾だけのはずですから、実際にはその5倍ほどの砲弾が、飛び交っているはずでした。

本当に実弾を、あんなに大量に撃って戦闘しているんだなと、驚きました。そして、戦争に巻き込まれている人たちの安否など、その瞬間は頭に沸いてきませんでした。今思うと、不謹慎な極めて態度でした💦💦💦人々の事に気が回るようになったのは、戦争終結の頃でした。

アメリカはフセインをやっつけたかったんです。フセインをやっつける口実が欲しかったんです。そしてイラクがクウェートを攻撃して、その口実をアメリカに与えちゃったもんだから、アメリカは国連を動かし、戦闘に同意する国々をけしかけて「多国籍軍」という名の、事実上は「アメリカの新兵器を実験する部隊」を送り込んで、いろんな兵器の実戦データを取りに行ったんです。

あの湾岸戦争、事実上は「戦争」という名を付けられるようなものぢゃありませんでした。「多国籍軍」が送り込んだ人員と物量は、およそ互角な戦闘など全くできないような、圧倒的な差でした。イラクの軍備なんて「多国籍軍」に比べたら、まるで「おもちゃの兵隊さん」状態だったのです。

完全に「弱い者イジメ」でしたね、あれ。まずステルス攻撃機、Fー117ナイトホークがイラク軍のレーダー施設を破壊し、多国籍軍の動きが判らなくなったイラク軍に対し、大量投入されたアメリカのAー10攻撃機は、1000台近くのイラク戦車を破壊しました。

イラクの兵士たちは戦車を降り、銃を捨てて投稿し、叫んだのです。それは、「撃たないで!撃たないで!」ではありませんでした。「ご飯ください!ご飯ください!」と叫んだのです。イラクは、兵士に食事も与えずに、敵に向かわせたのです。

これはもはや戦争とは呼べませんね。こういうのを「弱いものイジメ」と呼ぶんだと私は思います。アメリカとはそういう国です。勝てない戦争はしないんです。というか、ベトナム戦争で辛酸を舐めさせられてから、戦争に慎重になりました。勝てる状況を作ってからでないと軍を動かさないんです。

今回のアメリカの動きは?

バイデン大統領がテレビで大ウソを言っている事はよく判りました。近隣諸国に数千人規模の部隊を派遣したと言っていますが、そんな少ないはずありません。また「武器の供与もする」とか言っていいるみたいですが、あれ「武器の供与をした」と過去形で言うのが本当でしょうね。

過去にすでに、大量の地上戦用兵器を供与していたはずです。でなければ、ウクライナ軍があそこまで頑強な抵抗をできたはずがないからです。アメリカは、プーチン大統領を抹殺するのが目的だと思います。ロシアの側近が、プーチン大統領を暗殺してくれるのが一番楽でしょうね。

もしそれが実現しなかった場合、世界中が「アメリカよ、さっさと動け!」と言ってくれるタイミングを待っているように思えます。まだ動いてないという事は、まだロシアによるウクライナ市民への虐殺が足りないと思っているのだと思います。

前回の記事でもお話ししましたが、アメリカにはウクライナ市民を救おうという気は全くないと思います。むしろ「たくさん死んでくれないとアメリカは動けない」とか思いながら、虐殺がエスカレートするのを待っているように見えます。

そしていよいよプーチン大統領が、大きな一撃をしたら、ここぞとばかりに動き始めるような気がします。そのような観点から見てみると、日本は初めから何もしていないし、今後も何もしないでしょう。ウクライナ市民を救う気など、初めからないと思われます。これもアメリカへの同調なんでしょうか。戦後の日本て、本当にアメリカの属国ですね。

そして今日は、こんなニュースが流れました。今頃になって、スウェーデンとフランスが「地上戦用兵器をウクライナに供与する」とか言い始めたと。ああ、今頃になって・・・

パトレイバー2theMovieの後藤隊長…いつも飄々としていますが、この時だけは怒りの顔になって大声を上げましたね!

だからあっ!遅すぎたと言ってるんだぁっ!

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