ギター独奏をYouTubeにアップしてしまいました💦ああ、恥ずかしい💦
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悩んだ末のアップ
そりゃあ恥ずかしいです💦 前回の記事で書いた通り、自分の顔が世間様に流布してしまうのは、そりゃあ恥ずかしいです。すっかり歳をとってしまった自分を、改めて客観的に見ると、あれ?俺ってこんなジジイになっちまったの?とあきれ果て、そして悲しい💦
そりゃあ私だって若い頃はありましたよ(笑)でも、若い頃の面影もすっかりなくなって、見ると「なんだこのヒカラビタ生き物は?」てな感じになってしまうもんだから(笑)、なんともやりきれない気分です💦でも、人間て生物も、こうやって歳をとって、一歩一歩死に近付いてゆくんですよね。
だからこそ、まだ身体の動くうちに(実はもう、あちこち壊れてきて、とても若い頃のようには動かなくなってきていますが(笑))こうでもして出しておいた方がよいのかなとも思い・・・ああ、こうして、何とか理由を付けようとしている自分も恥ずかしいですね💦💦
もう一つ恥ずかしいのは、ギターがヘタクソだってことです。じゃあ上手くなってから録画したらいいぢゃないか、とも思いましたが、そんな事言ってたら、上手くなるのはいつになるやらです。ある程度のところで踏ん切りをつけて、エイっ!!とばかりに出さなくちゃ、いつまでたっても出せないのは確かです💦
とりあえず音楽的な目標は、死ぬ前に3枚のアルバムを作ることです。1枚は完成しました。今は2枚目に取り組んでいます。2枚目も、準備にあと1年くらいかかって、それからメンバーを呼んで録音して、それから音作りにかかるので、出せるのはいつになるやらですが・・・
楽器の選択
正直これも悩みました。アコースティックギターの曲です。略してアコギ。スチール弦のアコギ、2本あります。1本は、ドレッドノートタイプのホールで生音で弾くような、大きな音の出るアコギです。これなら音量は豊かです。ネックも私の手に合わせて選んだ楽器だから別に弾きにくくないです。
ただ、音の感じが、ちょっと「強すぎる」ような気がして、これで弾くと、繊細な表現の箇所では、雑な印象になっちゃうんぢゃないかと思い、やめました。もう1本の方は、エレクトリック・アコースティックギターです。略してエレアコ。電磁マイクが仕込んであって、アコギながらアンプで増幅できるギターです。
音量はドレッドノートほど出ませんが、ちいとくすんだ、柔らかい音も出ます。実は、このエレアコを、電磁マイクを使わずに、アコギとして出てきた音、悪くないので、この音でアルバムの録音をすることにしました。そして録音は完了しました。アップする録画の音も、アコギとしてマイク録りした音です。
弦の選択
「弦の選択」というより「いつの弦を使うか」ですね、これも悩みました。この場合の「いつ」というのは、弦を張ってからどのくらいの時間が経ったときに録画するか、という事です。
ギターを弾く人なら判ることですが、ギターの弦というのは切れやすくて、しょっちゅう張替えが必要なのです。張り替えたばかりの弦と、張り替える直前の古い弦では、音が全く違うのです。
貼りたての新品の弦は、大きな音が出ます。金属的な、アタックの鋭い、張のある音が出ます。昔は私もこの音が好きで、演奏会直前に張り替えて新品の音で演奏をしていました。しかし今回は、そうはしませんでした。
最初は張りたての弦で録画しようと思っていたので、予備弦をいくつも用意しました。が、練習するうちに、弦が古くなると、柔らかい音の表現が新品の弦より、美しく出せるような気がしてきて、もう張り替えなくちゃ、という状態まで弦を使い古して、その弦で録画に臨みました。
正直、何時切れてもおかしくないほど古くなっちゃったので、ひやひやしながらの録画でした。でもおかげで、柔らかい音が欲しい時には、それなりにいい音で録れたと思います。
ピックの選択
皆さん、ピックってなんだか知ってますか?ギターを弾くときに、ギタリストが右手に持っている、多くは三角形の、小さなアレです。ギターの弾き方は多種多様でして、ピックでしか弾かない人もいれば、指でしか弾かない人もいます。多くのギタリストは、指とピックの両方を使い分けます。
私の場合、どちらかというと専門はアコギでなくエレキなので、殆どの場合ピックで弾きます。が、今回はアコギでいろいろな音を出そうとしていたので、必然的に👆で弾く部分も出てきました。
そして、ピックで弾く部分では、ピックを使うのですが、ピックって、使っているとだんだんすり減ってくるんです。そして弾きにくくなってくるので、すり減ったら新品と交換します。しかし今回私は、練習で大幅にすり減って、高音のアタックが出にくくなったピックを、あえて使いました。
理由は、新しいピックだと音が固いので少しでも柔らかい音が出るピックを使いたくなったからです。このピック、あまりにすり減ってしまったので、もう他の曲では使えないと思いますが、この曲の録音と録画に関しては、大変活躍してくれました。
ちなみに私は、鼈甲のピックを使っています。鼈甲って、知ってますか??「音楽屋は罪深い」という記事シリーズで、鼈甲の事を書いていますから、興味のある方はご参照ください。鼈甲とは、亀さんの甲羅を煮詰めて作った生物材料のピックです。きわめて罪深い材質です💦💦
これ、実にいいです。ピックの多くは合成樹脂です。私も以前は合成樹脂のピックを使っていました。鼈甲ピックは使いづらいので使いませんでした。どう使いづらいかというと、固すぎて上手くコントロールできないんです。ところが、ある時気が付いたんです。
結論から先に言いますと、鼈甲ピックは、合成樹脂ピックと比べ、音の反応速度が速いんです。振り下ろした瞬間に音が出るんです。合成樹脂のピックだと、鼈甲より一瞬遅れるんです。それに気づいた時、たとえ硬くて使いづらくても、遅れないで音が出る快感を一度味わってしまうと、もう後戻りできなくなってしまうんです。
というワケで、私はもう鼈甲以外のピックを使う事ができなくなってしまいました💦今回は、すり減って、もう高音のアタック音が出なくなった鼈甲ピックをあえて使って、柔らかい音の表現に取り組んだのでした。
そんなこんなでアップしたギター演奏動画
いろいろと余計な事をお話してしまったかもしれません。でも、ギターを弾く人には、興味深かったかもしれないので、ご容赦ください💦
ではまた(^_-)-☆