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2022年5月8日(日)フォニックス・マリンバ・オーケストラⅨ演奏会 <木の命を感じるような>心に刺さる音楽の演奏会 4 最終回

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前回より強烈な印象だった今回の演奏会

フォニックス・レフレクションの演奏力、前回の演奏会より遥かに際立った印象でした。元々超絶技巧集団ですが、この夜のフォニックスは最初の1音から凄かったです。

あ、こんなこと言っては何ですが、演奏会の成否は、最初の1音で決まるものだと私は感じています。この最初の1音を聴いて「おっ!今夜は凄い!」と思いました。

まあ、音楽は何でもそうだと思います。コンクールの演奏も、審査員が奏者を採点するのって、最初の2秒くらいだと思います。最初の2秒くらいで、直感的にもう点数は決まってしまって、あとの時間は、自分の直観的採点が正しかったかどうか、確認するために聴いているだけだと思います。少なくとも私の場合はそうです。

演奏が素晴らしい上に美男美女揃いのフォニックス・レフレクションです。聴覚的にも視覚的にも、美しい美しい演奏会でした。

何人かの方々に、メッセージをお届けしたいです。

上野信一先生へ

はじめまして、風間真(かざままこと)と申します。作曲家、ピアニスト、ギタリストです。面と向かって(向かっていませんが(笑))ご挨拶するのは初めてです。このようにメッセージをお届けする不躾をどうかお許しください。演奏会では随分前から上野先生の演奏なさるお姿を拝見しております。

5月8日の演奏会では、私は下手の齧り付きで鑑賞させていただきました。何度か上野先生と目が合った気がして、嬉しかったです。

ステージで、モルダウの時に「オーケストラの方がいいよね、とおっしゃるお客さんもいるかもしれない」と言っておられましたが、そんな事は一切、お気になさる必要ないと思います。マリンバ・オーケストラのサウンドは、それ自体で、立派な音宇宙を創造できています。

独特の音宇宙であり他に替え難い世界が、すでに構築されています。少なくとも私はそう感じていますし、それは多くの人の意見でもあると思います。オーケストラの名曲も、マリンバ・オーケストラに置き換える事によって、別種の輝きを放っています。特にモルダウやフィンランディアでは、そう感じました。

なので私は、今後のフォニックス・レフレクションの演奏会が楽しみです。

私がFacebookを始めた今年の初め頃、「知り合いかも」の項目に、いつも上野先生のお写真がありました。友達申請をしたかったのですが、畏れ多い気がして、申請できませんでした💦するとそのうち、上野先生のお写真はその項目に発見できなくなりまして・・・

何時か発見した日には、僭越ではございますが、友達申請をさせていただきたいと思っております。

また新野将之君をここまで育て上げてくださって、本当に感謝しています。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

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奥定美和先生へ

はじめまして、風間真(かざままこと)と申します。作曲家、ピアニスト、ギタリストです。このように唐突にメッセージをお届けする不躾をどうかお許しください。以前から、フォニックスの演奏曲の多くを編曲なさっている事を知っておりました。

ですがこの夜は、以前にもまして一段と上質な音を味わう事ができました。3人の作曲家の作品以外は、全て奥定先生の編曲でしたね。全て見事な編曲だと思いますが、私は特に「フィンランディア」と「モルダウ」に感銘を受けました。

演奏するフォニックスは超絶技巧集団です。よい編曲も、よい演奏者なしには輝きません。今回は特に、さぞ編曲し甲斐のあるお仕事であったと拝察いたします。

もはやフォニックスの専属編曲家ですね。プログラムにお写真やプロフィールが掲載されるべきだと感じたのは、おそらく私だけではないと思います。乱文、失礼いたしました。

新野将之君へ

今度また、遊ぼうね❣ フフッ(^_-)-☆

藤澤仁奈さんへ

お一人だけ、緑色の服を着ておられましたね👆あれ、大変嬉しかったです。前回の演奏会後の私の記事に「緑や青の光に彩られた演奏者たち、まるで森の妖精のようではありませんか!」と書きましたが、それを藤澤仁奈さんが、覚えてくれていたためかどうかは判りません。ですがあの緑色・・・、仁奈さん、あの晩「森の妖精」になってましたね👆

演奏会の真の主役・たくさんのマリンバたち

この夜の演奏会は特別でした。最初から最後まで、輝かしい音が会場に溢れていました。

この夜は、木たちの魂が演奏会場に降ってきて、この夜に限り、音板に命を与えて鳴ってくれていたような気がします。たくさんのマリンバたちに、木材を提供した、かつて生きていたたくさんの木たち、彼らはフォニックスの演奏を喜んでくれていたんです。

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