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いじめ・パワハラが後を絶たない防衛大学校の恐るべき実態(毎年靖国集団参拝を行う学生ら)

防衛大学校のいじめ訴訟ー逆転勝利!

昨日(20/12/9)、福岡高裁で、防衛大学校学生のいじめ裁判が勝利した。事件の概要は、報道によれば、以下のごとくである。

防大いじめ訴訟、国の責任認める 「被害の予見可能」 福岡高裁
 防衛大学校(防大、神奈川県)在籍中に上級生や同級生から暴行や嫌がらせを受けたとして、福岡県の20代の男性が国に約2300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が9日、福岡高裁であった。増田稔裁判長は、男性の訴えを退けた一審・福岡地裁判決を変更し、国の安全配慮義務違反を認め、約270万円の賠償を国に命じた。
 判決によると、男性は2013年4月の入学以降、上級生らに顔を殴られたり、アルコールを吹きかけられて体毛に火をつけられたりする暴行を受けた。
 男性は16年3月、当時の上級生らと国に損害賠償を求めて地裁に提訴。地裁は国相手の訴訟を分離して昨年2月、上級生らに計95万円の支払いを命じ、判決が確定した。国相手の訴訟は昨年10月、地裁が男性の請求を棄却した。
 控訴審判決は、防大では上級生から下級生に「暴力や不当な精神的苦痛を与える行為がしばしば行われていた」とし、防大は実情を把握していなかったと認めた。男性が受けた被害の一部は教官が事前に予見できたのに適切な指導を怠ったとして、教官の安全配慮義務違反を認定した。
 男性が受けた暴行と、心身の調子を崩してストレス障害で退学を余儀なくされたこととの因果関係もあると結論づけた。
 男性は判決後の記者会見で「これを機に防大が少しでも変わるきっかけになれば」と話した。                 https://digital.asahi.com/articles/DA3S14725927.html

組織的・系統的ないじめの温床となっている防衛大学校

この裁判以外にも、防衛大学校いじめ裁判は横浜地裁で争われているが、防衛大学校でいじめ・パワハラなどがなくなることはない。それどころか、いじめ・パワハラは、同大学校に組織的・構造的に深く内因しており、その改革はまったく不可能である。その実態を防衛大学校の発表を含む資料等で示す(資料は同裁判に提出された情報公開文書から)。

まず、当時の事件を報じる神奈川新聞からー

*当局が認定した、このいじめ事件(資料右)

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防衛大学校が提出した資料からー

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当局の改革「努力」は無駄だった!

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毎年毎年、拡がる服務違反事件

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すでに、ここ十数年にわたり、防衛大学校は、不祥事件続発で崩壊寸前!

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防衛大学校出身の幹部ー高級幹部は、パワハラ幹部ばかり

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この資料は、筆者が韓国外語大学で講演した「自衛隊のセクハラ・パワハラ・暴力の実態」(19/9)資料から引用した。

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