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redmine.tokyo 参戦

昨日、5/23 は redmine.tokyo の日でした。コロ助問題で、いつもの泉岳寺ではなく、オンラインでの開催です。
私も LT で、昨今のテレワークについて、Teams と redmine の共存の話をしました。先週、みっちりとリハーサルも行い、万全?の準備で臨みました。ささやかな10分間ですが予定通りの発表が出来て、参加者の皆さん/スタッフの皆さん、ありがとうございました。

さて、redmine の勉強会が面白いのは、参加者の皆さんの意見を、即時 twitter  でずっともらう事です。 #redmineT で検索すると、昨日の様子は良ーくわかると思いますが、自分の発表の振り返りとして、それらから刺激を受けたポイントをこのブログにまとめておきます(前述リンクの slideshare を見ていることを前提に書いてます)。

① テレワークでの問題点
 とある記事では、課題に「柔軟な業務のアサインが難しい」とされていましたが、これは逆なのかな。今テレワークでは、メンバ同士の論理的な距離は「ゼロ」なので、今までの様に「東京の仕事だから、東京の人で」とか、「名古屋のお客さんだから、そっちの人で対応して」とかの、場所縛りでのチーム編成は意味を成していません。また、移動時間も「ゼロ」なので、いろんな人がその時の判断で即時呼べます。営業が客先で話をしていて、必要ならエンジニアを途中参加させる、という荒業も今なら簡単。恐らくアンケート回答者に、テレワークのメリットがあまり見えていないのだと思います。

② ラッキーパンチ
 東京オリパラで都心が混むから、その時期だけテレワークして都内の混雑解消に寄与しよう。他地点はオリパラ関係ないけど、働き方改革もあるので、この際準備しておこう。というノリで、半年ほど前からテレワーク環境の整備をしていました。また、Teams は今年1月から全社本格導入で、まだ半年経っていません。redmine は会社の共通ツールとしては、数年前から決まっていますが、現場への定着度合いはまだまだ。自分の見ているチームでも、30%ぐらいの適応でしょうか。ま、とにかく五輪を待っていたら、コロ助が来ました。あれ?っていう感じです。

③ Teams が生み出したもの
 直接観測できたのは、メールの激減です。外の世界との窓として開いてはいますが、業務はかなりの比率で Teams で回って行きます。しかも、全社一括導入の威力は便利で、こちらから「Teams のチームに入って下さい」というと、断る人もいません。やはり、この手のツールの導入はトップダウンが一番ですね。
 しかも、コロ助前から Teams や zoom の使い方を教えあうチームが自発的に発生し、そこでは全社の好きもの?が集まって、アドバイスをしてくれます。正式サポート窓口より、余程正確で早く役に立ちます。当社も社内の SNS に色々挑戦してきたのですが、初めての成功例だと言えるでしょう。

④ Redmine との組み合わせ
 twitter でコメントをくれた方々も、資料の「バランス型」の人が多いようです。やはり、ツールの使い分けは重要ですね。自分自身、最近は「とある人のコメントは何だったか?」を探すのに、Teams のチャット/複数チャネル、メール、redmine のチケット、と情報が分散して困ってはいますが、メール一本だった暗黒時代に比べると、ずいぶん楽になりました。Teams に Redmine が飲み込まれることもなければ、逆も考えられない中、プロが使う専門工具の進化を、是非期待したいです。

⑤ 同期と非同期
 主に通信プログラムのデータフローで使われる言葉ですが、コミュニケーションツールを考える上で、この切り口は重要。
また、skype はチャットで投げたテキストは修正不可能でしたが、Teams は後で直せるのがポイント。その部分、微妙に非同期。当たり前の強化だけど、サーバサイドも大変だろうに、よく近代化したと思います。→ MS

⑥ 使い分け例
 時間の都合もあり、このページ(P11)はあまり説明せず。皆さん、自分の職場がどういうパターンで動いているか、それが良いのか悪いのか、を考える材料としてもらえれば、と思います。

⑦ 終わりに
 Redmine の古くて新しい課題、それは普及です。テレワークという乱世に、どさくさでもなんでも導入してしまうのが一番だと思います。後は、じっくり効果を出していきましょう。

そして、決め台詞は
「職場の New Normal は、今我々が作る」
です。是非、キャッチフレーズとして使ってみて下さい。





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